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20190426:「私のデーターが私を襲う」 を読んで [素人 AI 考]

 “デジタル”×”ネット” 時代が進み、私らの “普段からのあらゆる場面での振る舞い”~”医療”、果ては究極の個人情報である “ゲノム” 等を含めた “デジタル・データー化” が進んだ結果、いわゆる “なりすましリスク” が急激に高まっている事を警告している解説記事を読んだ:
  ”私のデーターが私を襲う”: 
    日経紙2018年4月18日付け朝刊(記事署名:村上恵一氏)

 この方による掲載記事は何時も適切かつ刺激的だが、今回のこの記事からは自分は全く(?)別の事に想いを巡らした(年寄りは後先無く飛躍する)。

 つまり、いくら “匿名” の類いでブログとかを投稿していても “文体解析”(要するに ”構文解析” ですが)を高度に進めて “プロファイリング” を深めていけば “個人を特定” する事は限り無く “可能” なのでは無かろうか。

 人間の “知” をいつかは凌駕するとも言われている AI が無い時代でも、あのシェイクスピアの文体解析を進めて未発表作品や筆者不明とされてきた作品を特定出来た例もあった。
 文体の特徴は隠しようも無い・・・いまの AI の実力を持ってすれば多くの匿名の方の履歴を過去の公表報文があれば暴く事はさほど難しい事ではないのではなかろうか。

 そうだ、自動運転 AI を開発しているらしい飲み友に “自分自身の履歴がどの程度探れるのか”、聴いてみよう・・・些か怖い気持ちもあるが・・・


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20190412:就活 と ”銀行&銀行業” と AI と・・・ [素人 AI 考]

 AI(人工知能) の止まる事の無い進歩と展開により “銀行業” は無くなる事はないが、こんなに沢山の ”銀行” は不要だ・・・と過激発言もある最近(*1)、就活での銀行人気が低迷し始めたらしい。

 AI の積極的な導入が進む大手都市銀行では既に一般職の採用を抑え始めているし、将来安定した職種とは想われなくなってきた・・・との見方もある様です:
  日経紙:2019年4月2日朝刊・デジタルトレンド紙面:
    ”就活 銀行の人気低迷 - 「AI で仕事失う」 と敬遠

 我がワイフ殿の親戚筋には地方銀行で結構良い線まで登った方もいたが、今や所謂 “文系エリート学生” の目指す就職先トップが銀行と言う時代ではなくなった様だし、銀行側ではむしろ情報処理とか大規模データーサイエンス、AI・・・等々を修めた理系技術者を迎えたがっているとも聴いた。

 でもこう言う時こそ “逆張り” で、ポテンシャルの高い文系学生にとってはチャンスかも・
・・なんて話は今は昔のサラリーマン小説の類いなのだろうか?
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(*1):まさか銀行が無くなる事は・・・ ”20181201:会社の ”寿命


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20181112:あのB.ゲイツ氏は語るが・・・(AI 時代の課題) [素人 AI 考]

 日経紙の単独インタビューで、あのマイクロソフト社創業者の一人であるB.ゲイツ氏が語っている:
  “人が輝く AI 時代へ”(出自:日経紙2018年11月4日)

① 技術を使いこなす ”知恵”
 新たな技術の開発によって、それ迄社会が抱えていた問題が解決する一方、同時に新たな問題も発生するからこそ、”使いこなす知恵” が求められる。

② AI ロボットへの “課税” が雇用を生む
 従来からの持論だ。
 即ち、AI ロボットが進歩して人間に取って代わって仕事を奪う場面もあろうが、結局は社会は人間の雇用を促す様な(高額な)ロボット税を課す様になるだろう。

③ 日本の課題とは
 科学・工学に関わる(優れた)技術者がいるが、結果を生み出すには “AI に適応出来る人材” の育成が大切。

 ①は技術の社会的特性を示しているものの、彼でなくとも指摘し得る事だ。 ②は海外でも異論が多い様で、自分も怪しいと想う。 その通りに行くかどうかを知っているのは神のみだろう。

 ③は少し “ピンぼけ” の様に自分には想えます。
 彼は日本の事情に詳しい訳ではなさそうだ。
 日本の科学者・技術者は AI-研究開発の最前線の “先端” を走る事はなくとも、最前線先端を走る人達の “すぐ跡” を追う事は可能だ。 つまり、原理を見いだす事は難しいが、一度理解出来た原理の応用は得意と言う事です( ← 現役の方からうかがっている “事実”)。

 従って、企業において本当に必要なのは、その様な技術者・技術を “正しく使いこなす経営陣” ではなかろうか。
 何方かが仰っていました ・・・ “AI の威力” をピンと感じている経営者は殆どいないって。


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20180918:”人生相談” コラムを読んでみて・・・(”AI に仕事を奪われる”) [素人 AI 考]

 読者が新聞に “悩み” を投書して識者から回答とか示唆を得る・・・所謂 “人生相談” の囲み記事を読むと、”上手な回答” だなぁと感心する事が多い。
 が、最近、”これは変だ” ・・・ と想った回答例に出会った。

 日経紙土曜特版の “なやみのとびら”(2018年9月8日付け)の事だ。
 相談された方は、30代の男性(@東京都)で、
  - 今の仕事は単調な事務
  - そつなくこなす事のみ求められていて、創意工夫は入り込む余地がない
  - でもって、近未来には AI に取って代わられ失職するのではないか

との悩みのご相談でした。

 この悩みの回答者は、中園ミホ氏で、肩書きは脚本家。 執筆されたTVドラマがいくつか紹介されていたが、自分は観た事が無いのでどの様なお方なのかは全く不明・・・なので、先入観無しにそのお答えを読んだ。

 回答の内容は、ざっくり言ってしまえば、難問なので “題意をすり替え”
  - AI が未だに持っていない物は “価値観” と言われている。
  - 例:愛、感動、出会い、死等をどう考えるのか
  - AI が仕事を代り、空いた時間を “人間にしか出来ない感動” を考えよ

というもの。

 はて、AI が価値観を持っていないと誰が言ったのか自分は知らないが、人間は誰でもがしっかりとした価値観を持っているとは想えないから、このお答えには “感心しない”。
 今や、AI がシナリオ制作した映画・ドラマを始め、楽曲や絵画等に人間様が感動する時代なんだし・・・人間様だけの業じゃぁ無いって事だ。

 それに、”感動を考えろ” って、失職したらそんな余裕を持てる訳無く、極く極く普通の市民の AI に対する感情を全く理解されていない、そういう心配を持つ必要の無いお方のノーテンキな回答と想いました。

 海外では “AI による失職” はもっと真剣に考えられていて、人間に代わる AI 搭載ロボットには “税金” をかける事をビル・ゲイツ氏(マイクロソフト社創設者のお一人)は提案している位、身近な、かつ具体的な社会問題となっている(コスト負担をかけさせ、安易な AI ロボットへの切替に歯止めをかける意も一部込められている。更に行政側が調達した税は新しい業態に見合う再教育等への投資原資とする等)。

 膨大なデーターベースを網羅的に記憶している事が望まれるお役所とか法律事務所等々の書類作成等の事務作業は勿論の事、症状・画像解析から病名判断等経験を活かすお仕事等は AI の方が超お得意だ。

 新たな技術が生まれたり革新されて産業に活かされると、新たな仕事が生まれる一方、遅かれ速かれ衰退若しくは消滅の路を辿る業種があるのがこれ迄の通例だ。
 
 AI 技術の浸透は避けられず、淘汰されて行かざるを得ない作業が当然見込まれ、仕事にあぶれる人間が必ず現れる。
 いくら革新を先延ばして非効率に仕事をシェアし続ける日本でも避けることは出来ず、間違いなくそういう時代がやってくる。
 愛とか死とかを考える事で解決される社会問題とは想えない
 最早現役を引いた自分には関係ないが、今の我が国で真剣に考えている方がおられる事を切に望む次第であります。

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20180913:”AI” 刑事? [素人 AI 考]

 昨日に引き続いて “素人 AI 考” であります。
 公表こそしていないものの、とっくに開発済みで、密かに活用段階に入っている・・・とばかり想っていました。 AI を “犯罪捜査” の分野へ適用する事です。

 ところが我が国ではそこ迄は行っていない様で、警察庁は来年度から1.4億円の予算を使って
  ① 防犯カメラの画像からの “車種” 特定
  ② 雑踏の中での “挙動不審者” 発見
  ③ マネー・ロンダリング(資金洗浄)等の疑わしい “金融取引” 判断

を実証実験するとの事だ(出自:日経紙:2018年9月5日朝刊社会面 - “AI 刑事 現る?” )。
 成功すれば犯罪予知/捜査の精度・確度が上がって、難事件を解決する “刑事” が誕生・・・と言う事らしい。

 素人考えでは、①なんかは登録されているクルマ全ての詳細3D映像をデーターベース(DB)化しておいて、また③は金融機関からの情報を基にそれこそ深層学習させれば手がかりは掴めるんじゃないか・・・と想ってしまいそうだ。

 人間の挙動の正常さと異常さ・不審さをどう判断させるのか、各人各様の ”癖が曲者” で、これは難問だろう。
 が、来年にはラグビーW杯、再来年には2020東京五輪パラリンが開催され、海外からのお客様が桁外れに多くなり、テロリストも紛れ込んでくる事が懸念されている。 ②の完成度を何が何でも高めて欲しいものだ。

これに関連して:
 真偽の程は不明ながらも、お隣大陸の大国では10億を超える国民の人物像をDB化済みとの報道があって、②への取り組みが既に進行していると言う。 AI 技術の “応用” では我が国よりも “進んでいる(?)” のかなぁ?
 ブラック・ハッカー部隊が暗躍しているとの報道もあったりして、我が国のサーバー防衛は大丈夫ですかねぇ・・・


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20180801:AI に ”構想力” は?(江波戸哲夫氏提言課題) [素人 AI 考]

 失礼ながら全く存じ上げなかった江波戸哲夫氏(えばと てつお;経済作家 ← WikiPedia から)が日経紙夕刊第一面コラム ”あすへの話題” で主題とするエッセイを掲載されていた(2018 年7月12日)。
 ご趣味とされる囲碁の世界で AI が既にプロ技士を越える力を持った事、特に “構想力”・”大局観” といった “人間固有とされる感覚” が支配する序盤に於いても AI が優れている事に素直に驚いておられる。

 この間、これを読んでいた AI 開発に関わっているらしい飲み友から 「どう想います?」 って問いかけられた。

 「囲碁も AI も素人のオレが解る訳ないじゃんっ」 て言いながらも、「 “課題の与え方” 次第で解き方を見つける能力あるんじゃぁ?」

 「そうなんですよ。 一番のポイントは “問題の捉え方” なんです。 これについてはインドやイスラエルの技術屋さんが断トツ」 って。

 彼等は、問題を正面からだけで無く、上から下から、右から左から、言ってみれば3D全てから眺めて “等価問題” へ置き換えたり、命題を “対偶” に置き換えて見たり、或いは “数学的帰納法” を持ち出したり、捉え方・考え方が “自由自在” らしいです。

 つまり、解法を考える前に問題そのものの捉え方にポイントがあって、真っ正直に真っ正面からしか問題に取り組ない姿勢では柔軟な AI の開発は難しいらしく、我が国がフロント・グループには入れるが、フロント・ランナーになれない訳とも自嘲していました。
 残念。

因みに:
① ”対偶” (命題が成立する時、対偶も成立):
 命題:AならばB ⇔ 対偶:BでなければAではない

② “数学的帰納法”:
 自然数 n に対して 命題 “F(n)” が成立する事の証明法の一つ。 F(n=1)が自明に成り立ち、 F(n=m) で成り立つと仮定して、F(n=m+1) で成り立つ事を証明する方法。 順列問題等で威力抜群。

想い出しました:
 今は大昔の学生時代、クラスの誰も解けなかった試験問題のひとつが、対偶に置き換えれば簡単に解けた事があり(:”たまたま” その時、思い付いただけ (>_<) )、出題教授から褒められた事がありました。 この二つの方法を知っていると便利な “時” がたまぁ~にですがあります。
 

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20180723:”ディジタル” 人 [素人 AI 考]

 飲み友で、自動運転 AI を開発しているらしい若手の ICT(情報通信技術)屋さんが “こんな考え方” があると言って教えてくれました(@行きつけの飲み屋さん)。

 AI が飛躍的に進化して “適切な自主判断” も出来る様になり、それを搭載したロボットが私たちの日常生活の隅々に迄入り込んでくる時代では(*1)、一定の規律を有する組織に “法人” 格を与える様に、彼等にも “ディジタル人”( “Digital Person” )と言う様な “資格” を与える様になる、・・・そんな “法整備” が海外では真面目に議論されていて、日本でも昨年辺りから “AI と法” の関わりが注目を集め始めているそうな。

 “日経紙に解説記事がありましたよ” ・・・ って、気がつかないで見過ごしていた様だ。 まだ処分していない分だったのが幸いで、読み込む事が出来ました:
 日経紙:2018年6月23日付け:
  ”今を読み解く:自動運転社会の衝撃 技術が変える法と人間観
   (明治大学自動運転社会総合研究所所長:中山幸二氏)

 海外ではすばり “ロボット法” と銘打った書籍が既に2013年には上梓されていて、その邦訳版が本年になって発刊されたそうだ。 “ロボットと法との関わり” に関して体系的に論点整理されている・・・と言われても自分には解らない。 もう完全に “置いてけぼり(置行堀)” を喰らっています。

 国内でも “ロボット・AI と法” と題する書籍が発刊されていて(2017年)・・・等、自分にはそれこそ理解不能な世界が法律学者によって展開されているそうです。

 件の ICT-屋さんにはもう少し解り易く解説して戴こう・・・彼は “水割り党” 所属なので、我が家のキッチン床下奥に仕舞い込んである麦焼酎の持ち込みを親父さん@飲み屋に許して貰って差し上げる事にします。
 成果は後ほどに ・・・ “もし自分が理解できたら” の事ですが (>_<)
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(*1):2035年のシカゴ@USAがそうなるらしいです:
   ”20180419:”サニー” と ”アトム”(AI ロボット)

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20180419:”サニー” と ”アトム”(AI ロボット) [素人 AI 考]

 一週間以上前になってしまいましたが、この4月7日で "鉄腕アトム" は15歳となった(*1)
 原作者手塚治虫氏には "AI" と言う用語は無かったのだろうが、明らかに今で言う AI を内蔵した "正義" の人型ロボットだ("悪意" を持たないと言うより "持てない" 事に悩んだお話もありました)。

 偶然だが最近NHKBSが "アイ ロボット"(2004年@米国。主演:W.スミス)を放送していた。
 これは好きな映画の一つで既に繰り返し観ている奴で、2035年のシカゴを舞台に、人間のあらゆる生活場面へ人型ロボットが入り込んでいるのが日常となっている。
 こちらも明らかに AI ロボットで、製造会社の "超大型 AI 量子コンピュータ"( "VIKI" )からアクション・プログラムの更新を日々受け、"改良・改善" されている( VIKI が何の略か、忘れてしまっているのが情けないです)。

 この中に特別に人間に近い感情を持つ、或いは理解出来るロボットが一体 "いて"、"サニー" と名付けられている。
  開発者が意図して仕組んだ AI を搭載しているのです。
  その開発者が殺害された事件をロボット嫌いの刑事が心療士の様な、同時にコンピュータ技術者の様なヒロインとサニーとを交えながら解決に迫るストーリーなのだが、そちらは実はたいしたことは無く、むしろ映画の結末がすこぶる付きの印象だ。

 サニーが仲間の AI ロボット等の "希望の星+リーダー" となって人間社会を "何らかの形で支配" する事を暗示させる場面なのです。
 "AI の進歩"(*2) を考えれば決して楽観的な未来ではなさそうだ。

 2035年と言えば今から僅か17年後の事で、アトムも32歳に成人している頃だ。
 正義しか教え込まれていないアトムだったらサニーとは違った行動を取ったかも知れない・・・何て事も妄想出来るミステリっぽいSF映画でした。
 今の時点で構想を新たにしたら、もっと暗い未来かも・・・
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以下はどうでも良い自分の過去のブログです:
(*1)20170407:鉄腕アトム14歳!
(*2)20180323:やっぱ、 ”AI は人智を越える” らしい


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20180323:やっぱ、 ”AI は人智を越える” らしい [素人 AI 考]

 自分と同じ年齢層は、コンピュータとこれを利用するソフトウェアの技術進歩と共に歳を重ねて来た事もあって(*1)、今でも "惚け防止" を兼ねて、ちょっとしたデーター整理とか暇つぶしゲーム等のプログラミングを楽しんでいる方が結構いる様だ。
  (*1):お時間あればご訪問下さい:
    "20170221-2:私のパソコン OS 遍歴"

 そんな年寄りの最近の最大関心事はやはり "AI"(人工知能) で、自分もそれなりの講習を基に独学もしていますが、行きつけの居酒屋さんでよく隣り合わせになる若手情報技術屋さんに教えて戴く "コツ" とか、"裏話" 等が大いに役に立っています。

 つまり、企業側で AI 開発最先端にいる若手現役の方々からの教わりは、差し障りの無い限りなのであっても新鮮で、惚け気味の脳への刺激にはうってつけ。
 最近は主題にある様にやはり "AI が人智を抜いていくのは避けられない" とも伺いました。

 これは "意外な・・・?"
 と言うのも、例の "東ロボくん" 開発で正々堂々と失敗(*2) を表明された方の書籍が話題になっていたからです:
  新井紀子著:"AI vs 教科書が読めない子どもたち"(東洋経済新報社版)

  (*2):こんな "つたない" ブログした事あります:
    "20170313:東ロボくん残念!東大に届かず"

 この中で著者は
  「AI が人智を越える事は出来ない。
   理由は人間の知的活動全てが数式で表現され得ないから」
と記されている。

 詰まるところ、所詮 AI は数式表現出来る事象だけをこなすと言う事で、人間の活動の意味を "読解する能力" に欠けるからと言う訳らしい。
 当然ながら "感情" なんぞ AI に解る筈が無い・・・とお考えなんでしょう。

 自分は、英語試験問題が出来ずに東ロボくん開発を諦めた開発者らしい考えと想い、自らの限界を素直に "告白" しておられると受け取っていた訳でしたが、海外の巨大 IT 企業と連携してAI 開発の最先端を担っている件の若手は
  「その本は知っていますが、私らは違う考えです。
   必ず AI が人智を越える日は来ます。
   実を言うと "直ぐ其処まで" 来ているのですよ」

 必ずしも数式表現だけが AI の行動基準の全てでは無く、論理的表現もこなすし、数式表現し難い近未来(="数秒単位先" を意味するらしい)の人間の行動予測判断も経験を積む事で可能になるとの事で、クルマの自動運転技術では重要な役割を占めているそうす。
 感情だって、その人の過去の経験の積み重ねに依存しており、同じ事象に全ての人が同じ対応する訳では無く、 AI にとってもそれなりの感情を持たせる事は可能らしい。

 聴いていて、世界の最先端が我が国の官学系研究者を完全に置き去りにして未踏の分野を切り開いている様を伺い知りました。

 恐ろしい位・・・でも興味津々。
 次の、或いはその次の世代の方々は "対等以上の存在となる AI" とどう共存していくのか、答えの無い時代になるのかも知れません。
 "傍観" したいけど、その頃は自分はいないだろうし・・・複雑です。


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20180301:”AI の怖さ” って? [素人 AI 考]

 日経紙の "AI(人工知能)の死角" と題した連載記事の中編(2月12日付け朝刊科学技術紙面)の見出しが "不透明な思考に怖さ - 判断基準の解析難しく" となっている。

 AI が、ネット上とか、あらゆる日常生活場面に関わるビッグデーターから各個人の人物像を特定してしまう恐ろしさを、専門家の意見を交えて指摘している記事だ。

 極端な想定事例として、AI に嫌われた大学生がどこの企業にも就職出来ない、それは自分が交流サイトを通して市民運動家の友達だから・・・と悩む事が紹介されている。

 AI が超巨大なデーターベースを背景に深層学習・自習等を通して判断する過程が "暗箱" に入っていて、"何故そうなのかが解らない" 事を問題点として指摘しているのだが、本質を突いているのだろうか?

 この指摘の背景には "私たち人間の判断基準" と比べて・・・と言う暗黙の前提がある様に自分には想われます。
 私らは何事にも基準を明確にして判断を下しているのだろうか、そこ迄に私らは "自己実現出来ているのか"、 "人間の脳科学は発展しているのか"、自分は疑問に想います。

 感情に流されやすい人間の判断基準だってはっきりしていないのに、AI のそれを危険視するのは、極めて近い将来には "AI が人智を越えてしまう" 予感・恐れを専門家が既に抱いているからではないのだろうか。
 それこそが "AI" の本当の怖さなのではないのか・・・と素人の自分には想えてしまいます。
 専門家はそれを明らかにしたくない・・・のでは?・・・と想います。

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20171210:最早、AI は AI が開発する [素人 AI 考]

 将棋・囲碁やカードゲーム等、既に AI の方が人間様を凌駕する時代だ。
 先日、自動車自動運転に特化した AI の開発に関わっている "らしい" 飲み友に最先端の AI さえ握っていれば最強の武器になるのでは・・・と素人ながら日頃想っていたところを尋ねてみた。

 「確かに。 でも、最強の AI のエッセンスを引き継げば直ぐにでも同程度の AI になるんですよ。 世界中の AI が連携したら人間は敵わなくなります」

 意味がわからず、「どういう事?」 って聴いたら、

  「"深層学習" や "強化学習" 等でレベルを上げた AI のエッセンスを抽出して "新米の AI" に導入すれば、それこそ "あっという間に" そこそこの AI に進化するんですよ。 学者先生は "転移学習" とか言っています。 G**gle 社と提携できれば "Alpha-Go" 並の AI が直ぐに開発出来る上に、更に最近はお手本無しでも "自己学習" して腕を磨ける事も出来る様になって、AI はいくらでも "賢く" なるんですよ。 何時か、AI は "自ら課題を見つけ" て "自ら解決" して ・・・ 人間はサポート側でエネルギー補給程度しか役割は無くなる可能性だって否定出来ません。 正直、怖いくらいです」

って。

 余りの事に折角のほろ酔いも冷め加減でした。

ついでに:
 転移学習が注目されているらしく、2017年11月27日付けの日経紙に "AI の知恵 新たな AI に" と題された記事があったくらいです。
 AI が人智を越える・越えないの議論は最早話題にならないらしく、"必ず越える" ・・・ って事です。
 怖いような、興味深いような・・・大変な時代です。
 専門家等は "禁則" を提言しています(*) が、高度化した AI 自体がこれを "拒否" する判断をしてしまったら・・・と想うとゾッとしますネ (>_<)
   (*):"20170428:悪意の AI "

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20170706:AI が奪う仕事、そしてそれから想う事 [素人 AI 考]

 膨大なデーターベース(DB)を背景に人智を上回る可能性を秘めた AI が、既に高度な知識と経験を必要とする専門職種に入り込み始めている様です。

 日経紙(2017年6月28日:“アナリスト受難の時代”)によれば、経済の成り行きを読み取り、投資家に情報提供する "経済アナリスト" の世界規模総数が減ってきている
 世界各地の経済活動の指標をすべて DB 化し、過去の動向を参照とする AI の分析は経済アナリストの作業量を上回るものだろうし、その上、経験を積めば積むほど賢くなり、質量共に人を陵駕する様になるのは至極当然の様な気がする。

 同じ事が、"司法" とか "医療" の世界へも広がるらしい。
 特に司法の世界では、"判事は過去の判例に従う" 事が多いとされるから、すべての過去の判例を DB として持つ AI の判決には敵うまい。

 そこで AI に判決されてしまう被告の控訴はどうなるのか。
 弁護士・検事・判事がそれぞれの AI を繰り出して戦いを進めるのであれば、結局は ”AI 同士の戦い" となってしまい、その舞台裏はブラックボックスだろうから、始末におけない。

 そんな世の中、”遠い先の事” だろうと思っていたら、既に米国では犯罪歴のある個人履歴がDB 化され、それが利用されて AI で判決を受ける被告もいる州もあるらしい(NHKスペシャル2017年6月25日:"AI は天使か悪魔か" )。

 様々な個人履歴と AI が連携すれば究極に近い "個人情報管理システム" の構築なぞいとも簡単に出来そうだ。

 そういえば、ネット通販を良く利用しているが、何時の頃から、自分が探している商品の案内が自動でメール送信され、買う迄繰り返される様になっている。
 AI が調査履歴から目的の商品を絞り込んでいるのだろう。

 何せ、ネットに入るタブレット PC では G-Mai* を使っているし、検索エンジンは Goo** を常用、通販サイトは Amaz** だから、こうして見ると自分は "G** まみれ"。
 AI からみれは "かも視" されているの "かも"。

 便利な様な、自分で決めるから構わないでくれぃ・・・の様な。
 既に自分のネット行動は知られている訳で、そういう時代なのですねぇ・・・
 オオ怖っ!

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20170616:AI-素人が感じた ”日本の考え” & ”海外の考え” [素人 AI 考]

 以下は、IT 企業に勤めている現役の方から聴いた話。

 囲碁トップを打ち負かしたAI:”AlphaGO” を開発したGoogle(米)傘下のDeepMind社(英)トップは、”AI は将来人間の脳の情報メカニズム全てを再現して限りなく発展していく” 事を前提にして開発しており、何れは人間を知の分野で追い抜きはするが共存できるとしている。

 BMI(ブレイン-マシン-インターフェース)といって、脳からの情報を受け取る仕組み・機器の開発が盛んだが、FaceBook社(米)では一歩進んで脳が思った事を瞬時に文章化する AI の開発に取り組んでいるとも。

 海外勢に共通している事は、AI という特別の存在、ハードウェアがあるのではなく、あくまで本質はコンピューター利用技術であって、それは自分等が開発するソフトウェアが主体という考え方だそうです。

 一方、我が国で東大入試合格を目指した ”東ロボ君” の開発者は、目標達成を断念して方向転換、つまりは産業用途への展開を目指す(*)事とし、AI が人間の知を超える技術的特異点は無いと判断しており、彼我で随分と取り組みの哲学が違う印象を受けた次第です。
  (*)ご参考:”20170313:AI ⑤東ロボくん残念!東大に届かず”

 "AlphaGO-後継"は東ロボ君が苦手とした複合英文さえ、いとも簡単に攻略しかねない(自国語だしネ。但し、東大入試複合英文自体が英語ネイティブの理解出来るもので、かつ答えは英文OKであればの話だが・・・)。

 ”深層学習” とか ”強化学習” って基礎概念を最初に提言した学者には日本人もいたそうだが、例によって ”初物” は学会主流とはならず、今は海外に後れをとっている・・・これは素人の自分が言うのでは無く、現役バリバリの IT 企業戦士の "嘆き節" なのです(例の行きつけ居酒屋で!)。

 以下は自分の勝手な想いです:
 政府の打ち出した骨太方針(いわゆる "成長戦略" を含む経済財政基本運営方針)の中には勿論 AI も含まれているが、先例重視だけで慌てた後追いだけでは海外勢に勝てない。

 名前の知られた大々教授よりも大教授、大教授よりも教授、教授よりも准教授、准教授よりも助教・・・といった若手研究者の取り組みを優先して欲しいと自分は願います。

 後追い研究では先頭集団の中に紛れ込む事はできても、先頭は走れない・・・と、ここ迄書いてきたら、誰かの 「二番じゃ駄目なのか!」 の珍台詞を想い出したので、ここでおしまいとします。

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20170605:将棋&囲碁 AI が勝ち続ける [素人 AI 考]

 先月末でしたが、各紙や TV で伝えられている様に、我が国で個人が開発した将棋 AI("PONANZA") が現役のプロ名人に2連勝し、また囲碁では,Google 傘下企業が開発した AI("Alpha-GO") が世界の頂点に立つ中国現役棋士に3連戦3連勝し(5月27日)、その上5名のトップクラス棋士が組んだチームにも楽勝したと伝えられています。

 既に AI が勝っても ”驚く事が無くなってしまった”

 期せずして AI と対戦した将棋界トップと囲碁界トップのお二人が "AI の実力" を素直に認めているのが印象的で、”事前に戦略・戦術を練っていたのに”・・・とのコメントも同じです。

 この結果は、人間相手の AI はいつでも最強の人から戦い方を学べるの対して、最強人間側は自分しか相手がいないから、考えようによっては AI の方が有利と言える。

 それに AI は過去の戦績・戦法を忘れる事は無いのに対して、人間側はうっかりする事もあろうし、なんと言っても ”新手” を考えるって事はエネルギーを使うから、疲れる。
 AI は通電されてさえいれば、何時までも疲れ知らずに休む事なく戦いに没頭出来る。

 戦う環境は AI 側に圧倒的に有利な訳です。

 将棋 AI と囲碁 AI の開発者は共に人間との対戦は今後しないと明言しているので、次の関心事は、AI は最強人間よりは必ず強くなる、その後、最強になった AI が、それ以上の戦略・戦術をどうやって身につける事が出来るのか、”強化学習” と呼ばれる方法でそれがどこ迄可能なのか・・・に移っていくのかも知れません。

 つまり、"お手本がなくとも AI は強くなれるのか" に関心が移ります。
 そこで磨かれた思考・情報処理技術の基本は、様々な形で人間生活のあらゆる場面で活用され、深層学習+強化学習によって完成度を限りなく高めていくのでしょう。

 AI が人智を超える時、それは "技術的特異点" と言われ、2045年とも予測されているそうですが、果たしてその日は来るのか・・・見届けたいものです。

 専門家の予測は外れる事も、或いはその方が多いので、以外に速くやって来て、見届ける事が出来るかも・・・


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20170511:5月11日・・・今日は AI が人間に勝った日 [素人 AI 考]

 1997年5月11日は、膨大な過去の戦績・指し手順をデーターベース化して最適な手を選び出す AI の先駆 ”者”:”DeepBlue” が人間界チェス世界チャンプを打ち負かした歴史的な日です。

 DeepBlue は IBM 社が開発した AI で、今日型の特徴である ”深層学習法” を初歩程度しか身につけていなかったと想われますが、当時現役であった自分は人間を打ち負かしたニュースには驚きました。

 それから20年・・・今日の AI の凄まじいばかりの進化・深化は開発者である IBM 社の想定を超えるモノと想われます。
  ご参照まで:”20170506:AI ⑪稼ぐ AI”

 チェス・囲碁・将棋等のゲームでは AI が人間に勝利しても驚かなくなってしまう時代で、我が将棋界では超若手プロが登場し、連勝街道をばく進した事が大歓迎される等、関心の対象が幾分変わってきている感じさえ受けます。

 AI を搭載したロボットは人間の労働を代替し、人間は新たな価値ある業務を生み出す必要が叫ばれ始め、また、あのマクロソフト社を立ち上げたビル・ゲイツ氏は、この種のロボットへの課税を提案してさえいます。

 たった20年でのこの様な変わり様・・・誰が想像し得たでしょうか・・・
 これからの20年・・・楽しい様な、怖い様な・・・
 このブログ・コーナーの主なる支え手である、お若い方々の時代は、こう言う変化極まりない時代なのです。
 心しましょう!

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20170506:稼ぐ AI [素人 AI 考]

 コンピューター及びその利用技術で先頭を走る IBM 社(米)がPC事業から撤退し、ハードウェアについては大型汎用機(いわゆるメインフレーム)、ソフトウェアについては IT (情報利用技術)の構築及びサービスをベースとした事業戦略で復活してから久しい。

 特に IT に関しては独自の AI である "Watson"(ワトソン) を開発し、数多くの顧客に業務改善を提供するビジネスモデルを展開して、これだけで ”売上高¥1兆円/年” に達していると報じられている(日経紙:2017年4月16日)。

 “Watson” と言うと、膨大なデーターベースとその利用技術を背景に
   1997年:チェス世界チャンピオンを破る
        (当時は "Watson" ではなく、"DeepBlue" と名乗っていた)
   2011年:クイズ番組で人間を打ち負かす

等が知られていたが、多種多様な業務の改善・人の作業代替等、用途毎に特化して幅広く展開しているそうだ。

 IBM 社自体の売り上げの中では Watson の本格的な貢献は今後との事だが、コンピューター製造企業からの転換が見事だ。
 この ”脱皮” については今世紀に入る前からトップが明言していた事を覚えている。
 企業のトップとはこうあって欲しいな・・・と言う感じです。

 とはいえ、非製造業、かつ ”IT をベースとした頭脳勝負” の分野では、これからはマイクロソフトやグーグル等との競合が本格化していくらしく、IBM と言えども楽観は出来ないと言う。

 コンピューター利用技術は AI を核としてどこまで進化かつ深化し、人間社会とどう関わっていくのか。
 そこには “善意の AI” だけでは無く、”悪意の AI” の登場も予見され(*)、未知の領域が迫っている筈で、予見出来ない世界の様です。
   (*) 拙ブログ:”20170428:AI ⑩悪意の AI”

 そう言う時代を生きなければならない若い世代の皆さんはどうするのですか?

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20170428:AI ⑩悪意の AI [素人 AI 考]

 善良な AI 開発者の懸念(*) の通り、"意識して悪意を持つ AI" の出現も “今そこにある” 処迄来ている様です。
   (*) 拙ブログ:"20170325:AI ⑦"君" は楽しいかい?"

 MIT でロボット工学を修め、IT 企業で勤める過程で AI のリスクに気がつき、敢えて実証して警告しようとしている技術者が紹介されていました(日経紙:2017年4月12日:"味方が敵にも・・・悪意抑え込めるか")。

 高度な AI であれば人間の脳へ直接働きかけて操ってしまうリスクが懸念され、ひいてはまさに制御不能な AI の出現に繋がった時、人間はどう立ち向かうのか。

 フランケンシュタイン博士の様な AI 研究者やロボット研究者の出現を倫理規定だけで防げるのか。
 防げると信じたいが、余りにも性善説過ぎる気がします。

 オックスフォード大学等の、所謂 "学識経験者" が警鐘を鳴らした “12のリスク”(**)の一つが早くも現実の問題になっている訳です。

 AI は、専門家の予測を超えるスピードで進歩・進化している(***)。
 くれぐれも開発者は想定外・・・等と言って欲しくはない、厳しい現実なのに、素人は心配するだけ・・・
 どうします? どうすれば良い?

(**) 題目:”12 Risks That Threaten Human Civilization”
 出所:http://www.oxfordmartin.ox.ac.uk/publications/view/1881

 国内の紹介WEBとしては、例えば安井義浩氏(ニッセイ基礎研究所主任研究員)のものが参考になります(2015年5月15日付):
  http://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=42435?site=nli
  “人類滅亡、12のシナリオ ー オックスフォード大学等の公表したレポートより”

 人類へ滅亡に向けた壊滅的 "12のリスク" とは、
  1.地球温暖化
  2.核戦争
  3.パンデミック、
  4.生態系崩壊(生物種絶滅)
  5.国際的(金融等)システムの崩壊
  6.巨大隕石の衝突
  7.大規模噴火
  8.バイオハザード
  9.ナノテクノロジー(の小型核兵器への転用)
  10.人工知能、
  11.その他未知のリスク可能性
   (人類を不妊にする超汚染物質の開発、人工ブラックホール、
    超人類生物の出現、・・・)、
  12.政治の失敗

があげられており、10 に “AI” が指摘されています。
 制御の効かなくなった AI 独裁者や膨大なロボットの出現がリスクとされているのです。

(***) 3月21-23日にかけて開催されたワールド碁チャンピオン・シップ(主催:日本棋院。特別協力:日本経済新聞社)(*4) では囲碁に詳しい専門家による事前予測がなされていましたが、”見事” に外れました。
 深層学習法を手に入れた AI の進歩は、専門家でさえ予測出来ない程に "異常に迅速" な様です。
   (*4) 拙ブログ:"2070404:AI ⑨強い囲碁 AI"



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20170404-2:AI ⑩ 将棋ではもはや "敵無し" ? [素人 AI 考]

 遂に将棋 AI が "現役名人" に圧勝!

 将棋電王トーナメント(:AI 同士の戦い)勝者の “PONANZA” が、将棋界トップとも言える名人位の佐藤プロとの決勝戦2番勝負の第1戦を圧倒的な強さを見せて勝ったそうです(主催:日本将棋連盟&ドワンゴ。2017年4月1日;4月2日付各紙)。

 将棋 AI とプロ将棋士との決戦は、これまでも AI の方が圧勝していましたが、今回は将棋界の現役トップを打ち負かした事になります(佐藤天彦プロは電王プロ棋士トーナメント戦であの羽生プロを破っての決勝戦進出。2016年度最優秀棋士賞受賞。若干29歳パリパリ現役棋士)。

 持ち時間各5時間・1日制とされた第1戦では、佐藤名人が5時間をフルに近く使ったのに対して PONANZA は1時間程しか使わなかったそうです。
 名人が熟考している間にも何千・何万にものぼる先の手筋を読んでいたのでしょう。

 さすがの名人も、持ち時間が迫ってくると “焦り” もでてくるのでしょうか。
 それに人間ですから AI とは違って “疲労” も手伝い、甘い指し手を打ったのかもしれません(何せ AI は電気さえ喰っていれば疲れ知らずなんだからなぁ。 待てよ・・・CPUが過熱してダウンする事もあるかも・・・)。

 残りの第2戦は5月20日だそうです。

 が、この結果にかかわらず、もはや将棋の世界において AI は、いずれは向かうところ敵無しとなり、より強くなる為に AI 同士で戦って新しい指し手を見出していき、人間の方はその AI に教わって、或いは AI と戦って腕を磨く・・・

そんな時代に入ったとの想いを致しました。
先のブログでほざいた囲碁 AI と同じですネ

だからと言って将棋や囲碁の魅力が無くなる訳ではありません。
下手は下手同士で、AI とは違って学習効果も無いけれども楽しいものです。

 PONANZA 開発者に敬意を表すると同時に、囲碁AI と同様に、ここで獲得した情報技術を幅広く、特に "ひらめく AI " の開発に向けて活用して戴く事を期待しております。


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20170404:AI ⑨ "強い" 囲碁 AI [素人 AI 考]

 ワールド碁チャンピオンシップ(2017年3月21-23日。主催:日本棋院院、特別協力:日本経済新聞社)で、囲碁に特化した日本初の AI (人工知能)"DeepZenGo" が奮闘した模様です。

 このチャンピオンシップは、日本・中国・韓国からのトップ級プロ棋士各一名と DeepZenGoの "4者" が総当たり競う戦いで、 DeepZenGo は、過去一年間の深層学習の成果を披露する事に注目が集まりました。

  DeepZenGo は日本選手に勝ったものの、韓国及び中国選手には惜敗しました。
   戦績:
    韓国選手:3勝・・・優勝
    中国選手:2勝1敗・・・2位
    DeepZenGo:1勝2敗・・・3位
    日本選手:3敗・・・4位

 日本製 AI が日本選手に勝利し、海外選手に負けた事が興味深い様に想えます。
 DeepZenGo は日本選手同士の棋譜を読み込んで学習したのかも知れません。
 彼我で碁風の違いがあるのでしょうから、これから海外トップ棋士との戦いを繰り返す事によって "揉まれ" て、より強くなっていくと想われます。

 事実、開発者は 「強い相手がいる程、強くなる」(⇔強い相手から戦法を学ぶ) とコメントされているそうです("学んだ相手よりは強くなる"(?))。

 いつか、今もって日々強くなっている Google Deepmind の開発した "AlphaGo" との "AI 決戦" で新たな展開が生まれる事を期待します。
或いは、中国でも囲碁 AI :”FineArt(絶芸)” を開発しているとかで、DeepZenGo とのテストマッチを繰り返すと目覚ましい進歩、即ち、AI 同士の戦いから "人知の及ばない新手" が発見されるかどうか、とても興味深いのです。

 そこから開発される情報技術が "ひらめく AI" への路の開拓に繋がれば・・・と素人ながら期待するのです。


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20170329:AI ⑧ひらめく AI ? [素人 AI 考]

 最近、我が国発の画期的ながん治療効果を示す "免疫治療法" が世界的に注目され、その薬剤価格も含めて話題となっています。

 薬価がとてつもなく高価で、普及が進めば我が国の様な国民皆等しく受けられる医療保険制度は維持出来なくなりパンクする、そうで無い国では、超がつく金持ちしか治療を受けられないとも伝えられています。

 新聞や素人向け医療雑誌等の解説絵柄を観ても素人なので正直解ったとは言えませんが、"従来に無い考え方から生まれた" 療法である事は解りました。

 最初に考えられた本庶佑(ほんじょ たすく)名誉教授(京都大学)は、ノーベル生理学・医学賞受賞間近とも伝えられている様です(既に2013年文化勲章受章)。

 この方の談話記事を読むと、当初は学会からも無視されていた様で、それだけ "前例の無い新しい考え方" だったのだと想われます。
 学会とは、国内外を問わずに極度に間違いを恐れますから、当然と言えば当然かも知れませんが・・・

 そこで自分は、"こういう常識に囚われない、過去に前例の無い考え方が 人工知能(AI) で発想出来るだろうか" と言う疑問を持ちました。

 今の AI は過去の膨大なファクト・データーベース(DB)を整理した上で最適解を見出す、いわば "物量作戦" に則った成果物と言う訳で、端的に言えば、本庶名誉教授のご研究歴を全てDB化すれば、同じ免疫治療法を考えつくのか・・・と言う疑問です。

 要するに "AI はひらめくのか?"
 優れたひらめきを持つ人は極々限られているのでしょうが、"ひらめく AI" の実現可能性は?
 2050年には AI がノーベル賞受賞を予測される専門家の方もおられるようですが、果たして・・・

 ところが、"果敢にも" 富士通社が理化学研究所と共同で "ひらめく AI の開発" に、5年間、20億円かけて乗り出すそうです(日本経済新聞紙:2017年3月4日付け)。
 頻度の少ないデーターを補って学習させる方法とか、過去に無い状況下での行動の影響を類推する手法を開発するそうです。

 でも、これって、単なる "内挿法" 、"僅かの外挿法" の延長じゃないのかな?
 本庶先生のひらめきは、過去のご自身の経験・学習に裏付けられてはいるのだろうけど、"ものすごく大きな飛躍を伴った外挿"、つまり、それこそ "ひらめき" だったのでは?

 全くの素人考えに過ぎません。
 富士通と理研の担当者の方々には、物量作戦で先行する米国陣を見事に抜いて成功して欲しいと願う者であります。

付記:内挿と外挿
 誤解を恐れずに超簡単に示しますと、

  -A1-A2-A3-A*-A5-B*-A7-C*- ・・・・・・・・・・・・ -D*

 上の図で、A1~A7の並び方を観てA*やB*を推定する(A*=A4、B*=A6)のが内挿、C*を推定する(C*=A7)のが外挿です。

 図から遠く離れたD*を推定する事は、ヒントが無い限りとても難しく、考えに大きな飛躍が必要です。
 このヒントが、(不完全であろうが)過去のファクトDBから類推出来るのであれば良いのですが・・・


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