So-net無料ブログ作成

20180930:”米中貿易戦争” を横から眺めて ・・・ ”知財権” を巡って [ただの私見]

 一向に終わりが見えない “戦争” の様相らしい。
 中間選挙を前にした “ツイッター” 大統領は振り上げた拳骨の落とし所が無さそうだし、中国の方も権力失墜の恐れがあるから容易に譲歩を見せる事が出来ない。 つい先だって(9月25日)の日経紙は朝刊第一面に “貿易戦争 危険水域に” と迄表記していて、怖いくらいだ。

 第三国からは “世界経済の縮小” を懸念する恨み節ばかりだし、我が国の識者のコメントも “何とか話し合いで解決を” ・・・ と言うばかり。 と言う事は “具体的な解決策は無い” とは素人の自分でも解る。

ところで:
 ツイッター大統領の言い分の中で “米国先進技術に関わる知的財産権侵害” との指摘部分がありますが、実のところ、この点に関しては自分は “正しい” と想っている

 同様な事情は最先端技術部材・部品の製造に於いて必須な “化学品・化成品” の分野でも既に発生しており、我が国企業の特許が侵害を受けている事実がある。

 大分前になりますが、“やっと日経紙が報道してくれた(2018年9月5日付け朝刊)”:
  真相・深層:”化学品に迫る模倣の影”
    中国の知財侵害、日本勢の競争力そぐ

 この記事では、一例として旭化成社が開発したLi-イオン電池用絶縁体シートに関わる特許侵害で中国企業を訴えている事が紹介されていた。

 自分の現役の頃に新素材開発を担当した時代は、お隣半島の国がそうだったが、今やお隣大陸の超大国もその役回りを演じている時代になったと言う事か。

 当時もそうだったが、我が国政府は ”友好" を第一として波風たてない外交をするだろうから、目をつむるばかりだ(と想う)。
 裁判を起こしても迅速な進行・公明正大な審査を期待する事は無理筋だろうし、開発担当者等は悔しい限りと推察するところだ(20年経っても30年経っても我が国の交渉力は何も変わっていない)。

 自分は何も出来ないが、せめてこう言う事態になっている事をブログでお伝えだけはしておきたい

 お隣半島の国でも大陸の国でも、その研究開発技術力が日本のそれよりも本質的に劣っている訳では無い。 ただ、それに取り組むスタート時期が我が国のそれより遅かっただけなのです。
 正々堂々と対価を払って技術導入し、それから自らの技術力を磨いていけば良いのだが・・・”反日” を謳った方が万事が好都合だからそうは行かない・・・んだろうなぁと想う次第です。

 加えて “国民性” があるから、これは今後とも是正される事はあり得ない・・・とすれば知財権侵害は残念ながら解決困難な問題だろうとも考えるところです。

 が、その一方では自らの必要性からか、お隣超大国では平和友好条約締結40年の節目に応じた関係改善施策を展開している事を追い風に “アニメを含む邦画人気が高い” そうだ( ← 日経紙:9月26日 “ASIA トレンド” )。
 うぅ~ん、一筋縄ではいかない国だ (>_<)

20180929:納得出来かねる(”ゲノム編集特許” が発明者でなく応用者だけへ) [ただの私見]

 多くの研究者・技術屋さんが “首をかしげる” のではなかろうか。 こんなんじゃぁ、やってられん!・・・って。

 遺伝子を自由自在に改変出来る所謂 “ゲノム編集技術”(*a) の特許権が、米国連邦高等裁判所の判断(2018年9月10日付け)によって ”発明者” ではなく、それに基づいた “改良者”(*b) に帰属しそうだ。 
   (*a):J.ダウドナ教授等@カリフォルニア大学バークリー校
      基本技術を開発(今日の “クリスパー・キャス9” の原型)
      自分には受け売り程度の知識しかありませんので、
      ここでの技術紹介は省略です・・・ m(_ _)m
   (*b):F.チャン博士等@ブロード研究所
      (*a)を基に改良を加えて “ヒト細胞” への応用技術を開発

 2017年2月に米国特許商標庁が開発者側に特許権を認めた事から発明者側が上訴した結果がこれだ(出自:日経紙2018年9月13日)。

 どんなに改良技術が優れたとしても、その基になった基本技術発明者の権利を一切認めない・・・これはおかしくないだろうか。

観点は少しずれるが・・・
 医薬の分野では、お薬の製造特許が切れた後は誰でもが自由に同じお薬を製造する事が認められている。
 所謂 “ジェネリック” と言われている奴だ。 “研究開発費が不要” だからオリジナル品よりもお安い事から、政府も積極的にその使用をすすめている。

 が、これとても普通20年はかかる新薬開発の当事者等にしてみれば心底納得している筈はなかろう。
 悔しさはゲノム編集技術に関しても同じだろう。 J.ダウドナ教授等の想いが推察されようってもんだ。

が、自分の経験では:
 基本特許を凌ぐ応用的、乃至は類似的な発明であっても特許として認められないケースも勿論あり得るのだが、恥ずかしながら自分は、一度だけその経験をしております。

 現役時代、素材製造特許に関わる件で、冒頭ゲノム編集技術特許紛争で言えば応用者側に近い立場で “敗戦” した事があった。
 担当していた有力な新素材製造特許を米国へ出願/審査請求した時、先行事例として “類似組成の素材” があるとの理由で否定されたのでした。

 どんなに機能発現機構が異なる事、それに高機能化されている事を説明しても審査担当者に理解して貰えなかった事があり、上訴するかどうかの判断を迫られたのですが、”諸般の事情” で諦めた事があります。 要すれば、裁判時、陪審員制度の下、その殆どが当該分野無知なアメリカ市民の前で理屈を披露しても通じない事が多い・・・との弁理士の判断に従った訳でした (>_<)。

 今度のゲノム編集技術裁判の場合は自分の経験とは違っていた。 どうも米国の特許権判定には解らない点が多い
 ・・・なんで、専門家の解説を探す事とします。

20180928:”困っちゃうなぁ” 国立大サイバー管理 [雑感]

 国立大学のサイバー攻撃防御システムの不備・無関心が曝け出された様です:
  出自:日経紙2018年9月18日付け朝刊第一面:
    データーの世紀 News&Trend:“国の海洋計画漏洩疑い”
      - 国立大3割、サイバー被害/産官学連携の弱点に

 日経社&日経BP社の調査結果によると、2015年来3割の国立大学がサイバー攻撃(←既に発信元は特定されている模様)による情報漏洩・業務停止の被害を受けている。
 至近事例として、国の海洋政策に関わる産学官連携組織関係者を標的とした攻撃に対して、一部大学関係者が無知を曝け出し、情報が漏洩された事を報じている。

 “プンプン” (`ヘ´) だなぁ。
 プロジェクトとか、何とか検討委員会の類いでは、事務局部門(⇒通常、施策元省庁部門とか、その所管外郭団体が多い。中には純然たる民間調査機関への丸投げケースさえある)がメンバー間の情報共有を目的に諸々の情報(下打合せ事項・メモ書き・催事開催要領・会議録・メンバーリスト等々)を(PW付き)ファイルで一斉送信する仕組みになっている事が多いので、たとえBCC送信であっても受信側一人がそのPCに侵入されてしまうと関係箇所全てへの侵入手がかりを与えてしまう危険があるのだ。

 自分が経験した限りでは、PWは当該案件関連用語の略号が多く、プロなら解くのは簡単なのではと想います。 また “噴飯” ものですが、同じ事務局から “先程送信ファイルのPWは***” との “お知らせメール” が届く例すらありました。
 ほんの5年程前はこの程度の認識で、今はさすがにPWお知らせメールは無かろうと信じたい。

 特に国の政策・施策に関わる場合、機密性も高く、更に全てが税金で運用されている事から関係者個々の納税者への責任は重い筈だ。

 産学官連携体の場合、この種のケアに対して学、特に国大サイドが一番疎いと言える。
 一般に大学側は学部・学科・講座・研究室毎の “閥” で固まっていて閉鎖的な事、”学問の自由・独立” を盾に大学本部による一括管理を嫌う教授陣が多く、情報管理に関しては遅れている事が多い様だ。

 ほぼ全ての講座毎、或いは研究室毎にウェブサイトを立ち上げ、教授・准教授・助教等指導陣と学生等が情報共有している時代だが、公開部分と非公開部分をきちんと管理しているところであっても後者へ入り込むPWは容易に類推されるケースが多々あると聴いている。

 それに、これも聴いた話の受け売りに過ぎないが、学問の自由・独立の御旗の下、管理を嫌う教授側には、”研究内容の機密性” もあろうが、”この程度の研究なのか” ・・・ って “バレルのが怖い” ってケースもあると言う(苦笑)。

 国立大先生方、くれぐれもご用心願います。
 今のままじゃ、御退官後に私立大学へ出向いたら嗤われますよ!

20180927:樹木希林さん逝く [故人を悼む]

 9月15日に逝去。 享年75歳。

 昨夜(9月26日)のNHKスペシャル" 樹木希林を生きる" を観た。 昨年から最後の映画出演(*a) 場面迄の密着取材。
 (*a):ドイツ映画。
    映像画面キャプションでは
     ” Olga Film' Cherry Blossoms and Demons” だったかと・・・

 改めて独特の人生観と言うか、”死生観” をお持ちで、存在感溢れる役者、むしろ “人間表現者” であった様に想います(*b)
 (*b):人生の深淵を考える事の無い自分は何の関連も無く
    M.エンデ(独;”モモ(MoMo)” 原作者)を想い起こしたりした。
    我ながら意味不明です。

 この5月に、出演された映画 “万引き家族” が栄えある最高賞であるパルム・ドール@カンヌ国際映画祭を受賞された時、是枝監督と一緒の姿が報道されてから僅か4ヶ月。
 急変に驚く他ありません。

 確か、”入水” している “オフィーリア” の絵(J.E.ミレー ← 例の "落穂拾い" のミレーとは別人。念の為)を捩って、ご自身が水に浮かぶポスターに出演され、”死ぬ時くらい自由にさせてくれ” ・・・ の様な(?)キャプションがあった筈だ。
 もう一つ、自分には、古い話で恐縮ですが、”悠木千帆” 名義だった頃のTVドラマ “時間ですよ” シリーズ(1960年代後半だったと想う)が記憶に残っています。

 ただただ、ご冥福を祈るばかり。
 黙祷。

追記ですが:
 TV番組でも惜しむ報道が繰り返されているが、旦那さんである内田裕也氏へのインタビュー強要の姿勢等、行き過ぎだ。
 著名人の逝去に当たってよく見られる身内・近親者・親交のあった方々への急いた取材は控えるべきだろうに、どうして報道陣はああも無礼で下品なのだろうか。

20180926:動物園・水族館の是非 [ただの私見]

 東京タワー真下のビルにある水族館が近々閉鎖されるニュースをたまたまだが観て、思いを巡らした事があります。

 自分は昔から動物園とか水族館へは行かない事を “原則” としている。
 どんなに工夫を凝らしても “人工感” は拭えないし、生態観察に基づいた飼育・種保存とか、動物への理解を含めた教育効果等計り知れない程の成果をもたらしている事は十二分に解っているつもりだが、飼われている動物等にとってはどうなのか

 北海道の水族館では魚群の泳ぐ様を来園者が底の方から見上げる工夫がされていて、評判を呼び、一躍有名になった。 これが期になって、多くの水族館でも仕掛けはエスカレートするばかりの様だ。
 またイルカに芸を仕込ませたショーも沢山ある様だが、果たしてイルカ自身はどう感じているのだろうか。
 そんな環境で活かされる魚たちやイルカたちは “ストレス” を抱えるんじゃぁ? 何て想っていたりしていました。

 そんな時、やはり “飼育されたゴリラ” と “野生のゴリラ” では腸内細菌分布に相違があって、”飼育ゴリラでは免疫力が低い” らしい:
  出自:日経紙2018年9月16日付けサイエンス紙面
    "飼育ゴリラ、免疫力弱く 中部大など 腸内細菌を野生と比較"

 動物園とか水族館の方が飼育員の面倒見を含めて “至れり尽くせり” の環境だろうから、自然界の様な “過酷な” 食物連鎖・弱肉強食とは無縁な事を考えれば素人ながら納得出来るところだ。
 研究成果の活かし方として、飼育した動物を本来の抵抗力を持たせて “野生に戻す” 指針にすると記事にはあった。

 が、”生物多様性” が世界共通の認識となっている現代に於いて、これは “逆立ちした論議” ではなかろうか。
 野生のままであれば自然界の論理の中で厳しいながらも “種としての生命” を全う出来るのに・・・と想う次第です。
 異論をお持ちの方々が殆どでしょうが・・・

白状しますと:
 今は大昔、ジャイアント・パンダ(確か、”ランラン” & “カンカン” だった)が上野動物園で始めて披露された時は息子を連れて観に行った事があったりして、自分の論理も終始一貫していない事が我ながら情けない。

20180925:”720” か? ”750”か? (ワインボトル) [ワイン考]

 “ボトル・サイズ” の事です。
 僅か “30ml” だが、貿易面ではディール、即ち、取引材料になる。

 EU産ワインのレギュラー瓶は750ml。 日本詰めでのそれは基本720ml、即ち4号瓶(但し海外規格を踏襲して750ml詰めもある)。 加えて1升瓶(1800ml)詰めのワインすらある(海外の方は “一升瓶そのもの” を見てびっくりされる例が多い)。

 EU産でも一合に対応する小さな瓶(レギュラー*1/4=188ml)もあれば、マグナムと呼ばれるビッグサイズ(レギュラー*2=1500ml)もあるが、720mlとか1800mlサイズは規格として無い。 でもって、評判すこぶる高い日本ワインであってもEUへ輸出する際は先方規格への詰め合わせが必要となる。

 一種の “非関税障壁” とも言われていたが、日本/EU間 “経済連携協定”(所謂 “EPA” って呼ばれる奴です)の締結によって日本産蒸留酒、つまり “焼酎” については4号瓶や一升瓶詰めがそのままで輸出出来る様になったそうな(出自:日経紙2018年9月13日)。

 自分は蒸留酒って奴は苦手なので良く解らないが、和食がEUでも流行っているらしいから日本酒とか焼酎がもてはやされているのでしょうなぁ。
 因みに、日本酒については、当然の事ながらEU自体に規格が定められていない事が “幸い” して瓶サイズに関してはフリーだ (^^)/

 ワインについては、先方は本家本元を自認して譲る事は金輪際無いだろうから、日本ワインへの “非関税障壁” は依然として残る。
 なので、少量多品種生産は日本の得意技の一つとされているから、我が国ワイン醸造家の皆様のご健闘を祈るばかりであります。

20180924:”始め” から読むか or ”あとがき” から読むか(ミステリー読書術) [ミステリ三昧]

 昔の人は、暑さは今頃(秋の彼岸)迄と申されたそうだが、自分の経験則では10月第3週迄は夏日に襲われる事があり得る様だ。
 夜長の本格的な秋はそれからほんのちょっとしかない。
 そんな訳で読書の秋って言ったって、今、この夏の暑さに惚けた頭には軽めのミステリーが自分にはもってこいだ。

 ミステリー小説の楽しみ方はいろいろ。
 少々驚きましたが、”まず結末を読み、犯人を知った上で楽しむ” 方が結構いるらしい(日経紙2018年9月15日付け土曜特版:”私の読書術”)。

繰り返し派の方々もおられるようです:
 同日の日経紙には、A.クリスティがお好みの中野京子氏(ドイツ文学者)のエッセイがあって、繰り返し読んで “自分が何故・何処で騙された” のかを楽しみにされる方もいる:
  ”半歩遅れの読書術:旅のお供にミステリー 読み返して仕掛けを検証”

 また、三國隆三氏の様に、読み終わったとたんに、筋もトリックもすっかり忘れて、鮎川哲也氏の本格ものを繰り返し読むのを楽しみにされている方もおられる:
  鮎川哲也の論理-本格ひとすじの鬼, pp.239
  (展望社版;1999年10月20日・初版第一刷発行)

 自分を含めて大方の愛好家は “素直に始めから” が多いと想われますが、今は大昔に聴いた話では、ミステリー文庫数十冊を一括して古本として売った方がいて、それが全てに登場人物紹介欄で “犯人に〇印” をつけていたっ!・・・事があったそうです。

 買った方はどんな想いをされたのか、話題になった事がありました。 自分の様な始めからタイプの人だったら噴飯ものだったかも (>_<)

20180923:”VW ビートル” 生産終了と聴いて [自分の事]

 ”その時” が来る様だ。
 "感無量" 少し有ります (-_-)
 既にブログされておりますが、自分なりのを。

 排ガス不正の余波が収まらずにディーゼル車からの撤退、世界的な電動車シフトへの対応等々で、さしものVW社も売れ行き不振の “タイプ-1” の生産を2019年を以て終了するらしい(2018年9月14日)。

 “タイプ-1” とは、”ビートル”(カブトムシ)の愛称で世界中で通用している小型車だ。 初代オリジナルは、あのポルシェ博士がヒトラーの命をうけて設計したと伝えられている。
 全体が卵形・前後独立フェンダー・2ドアで、厳密に言えば当時以前にも似たスタイルはあったらしいが、見た目 “カブトムシ” の様に映る事から付いた愛称だった。
 うろ覚えだが累計では2千万台を越えて量産されている筈だ。 一自動車会社の出来事なのにNHKですらニュース番組で生産終了計画を報じていた。

因みに:
  ”VW” = “Volks(国民の) Wagen(車両)” = “国民車”
の事で、今は大昔、トヨタ自動車が出した “パブリカ” が “パブリック・カー” を略したネーミングだったのも同じ主旨と言えます。 そう言えば、パブリカのCMキャラはお若い石坂浩二さんでした。 

想い出すなぁ・・・
 半世紀近くも前、自分は免許取得してすぐさま “VW-1300(1960年式)” を中古と言うよりも古車として購入し(確か¥50万円前後だった筈)、10万㎞ほど乗り続けた(手放した時の総走行距離は凡そ18万km弱だった)。

 空冷・RR(リアエンジン・リアドライブ)・ダブルバンパー・6V車・しかも直流発電機仕様で、最初に選ぶクルマとしては輸入車だし、特殊過ぎると周りから注意されたが、”自分なりの想い&拘り” があっての事だった。
 日本の夏の道路渋滞には大容量ながらもバッテリー上がりし易かった。 バッテリーは後部座席の下に格納されていたので、簡単に同じ仕様のバッテリーを並列に繋げて容量を倍にしたりして、結構自己流の “改造” を楽しんでいました。
 改造専門誌を海外から取り寄せたり、専門アクセサリー店(@環八通り沿い@世田谷区@東京都)へもよく出入りしたもんでした。

 15インチのタイヤを履き、その上ドイツ人仕様の座席高のせいか、運転席からは外を見下ろす様で、視界が極めて良かった。

 高速道を走る限り燃費は14km/ℓ程度、丘陵地帯かつストップ&ゴーの横浜市街地走行では7km/ℓ程。 高圧縮点火とかアイドリング・ストップ等の技術が無かった時代、それに加えてガス≒¥50-/ℓ の時代だった事を想えば、今でも立派に通用する燃費データーでした。
 ただ一点、空冷なだけにエンジン音がデカすぎて、夜更けの住宅地を走る時は気が気じゃ無かったです。

 この1300の次のクルマも中古カブトムシで、12V車・交流発電機・エアコン付きだったが、エアコン負荷が大き過ぎの感じがしていた。 エアコンは国内仕様だったのだろうか。 オリジナル車はエアコン無しがごく普通の時代でした。
 このクルマは8万㎞ほど乗り込んだが、燃費は1300の方が良かったです。 結構故障も多かった。

 現行カブトムシはスタイルを現代風に踏襲してはいるが、初代系を知っている身としてはどうも・・・の印象です(愛車としてお持ちの方、ゴメンナサイ m(_ _)m )。

 そう想う方が多いのだろうか、ここ横浜市内では大昔は初代系カブトムシが大変多かったが、今ではBMW車(含・”ミニ”)へ乗り換えた様な気がします。

 自分としては初代カブトムシのスタイル “そのまま” で最新メカトロ・タイプが出たら “動揺” するだろうなぁ ・・・ 昨年4月末にBM*車から乗り換えた国産コンパクトカーが大いに気に入っているだけに。

20180922:元・アイドル歌手の ”飲酒ひき逃げ” 事件で想う [ただの私見]

 TVの “娯楽的ニュース番組” では、信号待ちしていたクルマのドラレコに記録されていた画像が繰り返し放映されていた。 元・アイドル歌手(と言われても自分には全く関心の無いジャンルだったが)吉澤ひとみ容疑者の “飲酒ひき逃げ” の瞬間だ。

 信号無視・横断者ひき逃げ車両をこれほど明瞭に記録した映像なんて、これ迄あっただろうか?
 当然逮捕されたが、”供述は嘘ばかり” と断定されている様だ。

それでも・・・
 “スマホながら自転車” で通行人を死亡させた元・女子大生が執行猶予4年・禁錮2年と言う軽さを下す日本の司法だ(*1)。 識者に依れば、こんな悪質な犯罪であっても重くて精々4~5年程の執行猶予が付く程度の罰になるだろうと言う。 

だが自分はこう考えます:
 被害者が頭を打たなかったのが幸いだったが、だからといって飲酒ひき逃げを軽い刑罰で済ませてはならない。
 酒気帯び運転の上で人身事故を起こした場合、クルマは凶器そのものになるから、”殺人事件” として扱う様にならない限り、この種の事故・事件は限り無く繰り返され、何の罪の無い市民が被害を受け続ける・・・と自分は想う。

 それを放置するのは、”司法の怠慢”、極言が許されるのであれば “司法自身が犯す犯罪” にならないのか・・・とさえ想ってしまいそうだし、家族が被害者であれば、自分は加害者を絶対許せないところだ。

加えて:
 映像を見て気がついたが、被害者に駆け寄る方、逃げ去ったクルマを追って行った方がいる一方、何の関心も示さずにそのまま横断歩道を渡り過ぎる人も複数いて、此奴等なんなんだっ・・・と感じた次第です。
 加害者もどうしようも無いが、何もしない傍観者も同罪に近いとさえ想ってしまいそうだ。 情けない。
-----:
(*1)20180901:”スマホ自転車殺人犯” が僅か ”禁錮2年”(執行猶予4年)

20180921:”シャルドネ” 飲み比べ(ワイン:”ワン” ~ ”テン”・コイン迄) [ワイン考]

 予てから狙っていたシャルドネ(白ワイン)をワン・コイン(¥500-)~10コイン(¥5K-)迄4本を揃え、飲み比べて見ました。

 シャルドネは同じ葡萄種であっても産地・栽培・醸造条件で味わいが大きく変わり、これがシャルドネ?と想うようなタイプにも出会った事があった。 また最近は格安品でもシャルドネと葡萄種を明記した規格品もあって、それなりの味わいを楽しむ事が出来る(特に年金生活者にとっては ・・・ (^^)/ )。

 そんな訳で、格安品とそれなりのお値段品でどう違うんだろうと想っていた訳でした。 同時に味わったのは始めてだったが、”確かに差” があった。 極めて自己流なので余りご参考にはならないでしょうが(以下の価格は “二捨三入” で整理)、

 ① ¥500-品:軽いソフトな仕上がり。酸味&果実感共に少々。
 ② ¥1K-品:酸味感じず。①とは香りが違う(少しだけ “スモーキー”)
 ③ ¥2K-品:②とは香りが違う(”バター” 臭い)が他の区別は自分には解らない
 ④ ¥5K-品:明らかに①~④よりも “コク” を感じるが、”涙流す” 程では無い。

 ①は確かに気楽に “がぶ飲み” 出来るタイプだが、自分好みでは②かなぁ。 但し産地は同じで、価格だけ違うと言う品揃えでは無かったので、”怪しい” 飲み比べかも(①~③:南半球産。④:北半球産)。

 因みに我がワイフ殿は④のいち押しでした。 ビール党なのですが、何せ自分とは違って ”育ち” が良く、さすがポイントを抑えたのかしらん?・・・

 自分には解らないが、シャルドネをお好みにはならないワインの “プロ” と自称される方々が多くおられるらしい。 自分には “無縁” の方々です。 "有縁もお断りだなぁ" ← もち、先方の方々が・・・です。

後日談:
 第一回目は上記の通りでしたが、残りを密閉した上で適温保存後、二日おいて再度ブラインド・テストしたところ、”奇跡的” にも同じ結果でした。
 が、そのまま残りを飲み続けている内に差が気にならなくなっていた。 舌が麻痺してきたんだろうか (>_<)
 今更なんだが、自分には凡そ100ml/杯を精々3杯程度迄が正しく(?)味わえる限界みたいだ。 弱くなったんだろうか? (てへへっ)

20180920:やっぱ、”歯” は大切(高齢者ほど) [自分の事]

 自分は後期高齢者ながら自前の歯は “親知らず” 以外の残りほぼ全て健在で、つい先週の定期検診でもこのまま順調(!)であれば “8020”(はち・まる・にい・まる;80歳で健全歯20本)を楽々達成出来るとの太鼓判を戴いたばかりだ (*1)

 歯は健康維持の “要” だと信じていたが、それを裏打ちする調査結果を厚生労働省が公表している(各紙:2018年9月12日付け社会紙面)。

 歯が悪いと噛めない食べ物があったりして栄養の摂取に偏りが生まれ、結果として栄養分が不足勝ちになるとは素人ながら理解出来るところだが、
 男性高齢者では、
  何でも噛める人の栄養不足者10.2%
     ⇔ 噛めない人の栄養不足者17.3%

 女性高齢者では:18.0% ⇔ 22.9%
だったらしい(調査対象=3076世帯;調査時期=2017年11月)。

 女性の方が全体的に栄養不足気味のお方が多い様ですが、一方では男性よりもずっとずっとご長寿!・・・なのはちょっとばかし不思議です。
 合理的な(?)解釈としては、厚生労働省が "不足と断じた栄養分" は寿命の本質的な影響因子では無さそう・・・と言うくらいですかな?
 寿命ではなく、病歴との相関、更に加えては、疾病リスクとの関連性を観れば良かったのにぃ ・・・ どうせ、民間調査機関へ委託した事業なんだろうから、税金は有効に使ってねっ!
-----:
 (*1)20170624:”8020”(はち・まる・にい・まる)

20180919:ラグビー3話 [ラグビー]

 ラグビー・ブログはしばらくぶりですので3話を一挙に。

① 秋篠宮さまが名誉総裁へ(ラグビーW杯2019日本大会)
 来年9月20日から11月2日に渡って開催される東京大会。 名誉総裁に秋篠宮さまが就任されると決まったようだ(2018年9月11日各紙)。
 通例では皇太子さまが就任されるのだが、来年4月30日に天皇陛下御退位・新天皇御就任となるからと想われる。

 大会運営に関わるボランティア募集も予想を上回る応募があったと伝えられている。 決勝戦会場となる横浜スタジオがある横浜市も広報に力を入れ始めたし、熊谷ラグビー場も改修工事が無事に完了した。
 伝えられている限りに於いては、準備態勢は順調に進んでいる様だ。

② 日本代表は通用するのか
 自分が抱える不安は日本代表の戦力が気がかりな事に尽きるが、つい最近のどこかのスポーツ解説番組(BS放送)でこの問いかけに、あの大畑氏は日本が対戦するチームの戦力を分析して
   アイルランド(ただ今絶好調。来年まで戦力維持するだろう)には×
   スコットランドにはかろうじて○
   ロシアとサモアには○
で一次リーグを突破するとの読みだった。

 あの大畑氏が言うからには・・・と想うものの、スコットランドに勝つのは正直?だ。
 遠い過去に、日本代表は同時期の南半球遠征へ漏れた若手中心のスコットランド代表を迎えて勝った事があった(@秩父宮ラグビー場;1989年5月29日。スコア=28-24 ← ネットで再確認)。
 自分はその場にいたが、当時のヘッドコーチ(HC)は故・宿澤氏で、入念な戦略を持って臨んだ試合だった(TV中継されていて、勝った瞬間飛び上がって喜んでいる自分が、一瞬だが映っていましたよ)。

 最近は2015年W杯、それに引き続いた我が国への招聘戦(2回)でもスコットランドには勝った例しがない(完敗)。
 大畑氏の希望・願いが多分に含まれる予想を実現すべく、現HCに十二分な戦略をたてて対戦戴きたいと願うばかりです。

③ ついでに:
 既に開幕している我が国ラグビー界最高峰のトップリーグでは、神鋼(⇔神戸製鋼)の勢いが良いようだ。
 この14日(金)のナイトゲーム’対サントリー戦(@秩父宮ラグビー場)では、あのダン・カーター選手(オール・ブラックス名選手@ニュージーランド)がSO(スタンドオフ)で初出場し、フルタイムに渡って大活躍した(36-20;36点の内21点がカーター選手による)。

 一人の卓越した選手がチームの中心で役割を果たすと、いくら王者サントリーでもライン・アウトは取られるし、密集場面でのターン・オーバーはされるはで、観戦する方は面白かったが、当の選手等はこんな筈じゃぁ・・・と想った事でしょう。 今後の立て直しや如何に・・・
 今季のTLは波乱が起きて見応えあるかも? です。

20180918:”人生相談” コラムを読んでみて・・・(”AI に仕事を奪われる”) [素人 AI 考]

 読者が新聞に “悩み” を投書して識者から回答とか示唆を得る・・・所謂 “人生相談” の囲み記事を読むと、”上手な回答” だなぁと感心する事が多い。
 が、最近、”これは変だ” ・・・ と想った回答例に出会った。

 日経紙土曜特版の “なやみのとびら”(2018年9月8日付け)の事だ。
 相談された方は、30代の男性(@東京都)で、
  - 今の仕事は単調な事務
  - そつなくこなす事のみ求められていて、創意工夫は入り込む余地がない
  - でもって、近未来には AI に取って代わられ失職するのではないか

との悩みのご相談でした。

 この悩みの回答者は、中園ミホ氏で、肩書きは脚本家。 執筆されたTVドラマがいくつか紹介されていたが、自分は観た事が無いのでどの様なお方なのかは全く不明・・・なので、先入観無しにそのお答えを読んだ。

 回答の内容は、ざっくり言ってしまえば、難問なので “題意をすり替え”
  - AI が未だに持っていない物は “価値観” と言われている。
  - 例:愛、感動、出会い、死等をどう考えるのか
  - AI が仕事を代り、空いた時間を “人間にしか出来ない感動” を考えよ

というもの。

 はて、AI が価値観を持っていないと誰が言ったのか自分は知らないが、人間は誰でもがしっかりとした価値観を持っているとは想えないから、このお答えには “感心しない”。
 今や、AI がシナリオ制作した映画・ドラマを始め、楽曲や絵画等に人間様が感動する時代なんだし・・・人間様だけの業じゃぁ無いって事だ。

 それに、”感動を考えろ” って、失職したらそんな余裕を持てる訳無く、極く極く普通の市民の AI に対する感情を全く理解されていない、そういう心配を持つ必要の無いお方のノーテンキな回答と想いました。

 海外では “AI による失職” はもっと真剣に考えられていて、人間に代わる AI 搭載ロボットには “税金” をかける事をビル・ゲイツ氏(マイクロソフト社創設者のお一人)は提案している位、身近な、かつ具体的な社会問題となっている(コスト負担をかけさせ、安易な AI ロボットへの切替に歯止めをかける意も一部込められている。更に行政側が調達した税は新しい業態に見合う再教育等への投資原資とする等)。

 膨大なデーターベースを網羅的に記憶している事が望まれるお役所とか法律事務所等々の書類作成等の事務作業は勿論の事、症状・画像解析から病名判断等経験を活かすお仕事等は AI の方が超お得意だ。

 新たな技術が生まれたり革新されて産業に活かされると、新たな仕事が生まれる一方、遅かれ速かれ衰退若しくは消滅の路を辿る業種があるのがこれ迄の通例だ。
 
 AI 技術の浸透は避けられず、淘汰されて行かざるを得ない作業が当然見込まれ、仕事にあぶれる人間が必ず現れる。
 いくら革新を先延ばして非効率に仕事をシェアし続ける日本でも避けることは出来ず、間違いなくそういう時代がやってくる。
 愛とか死とかを考える事で解決される社会問題とは想えない
 最早現役を引いた自分には関係ないが、今の我が国で真剣に考えている方がおられる事を切に望む次第であります。

20180917:マスカット・ベリーA(日本ワイン) [ワイン考]

 今年は、日本の風土にマッチした赤ワイン用葡萄種 “マスカット・ベリーA” を開発した川上善兵衛氏生誕150年だという。 でもって、同氏ゆかりのワイナリー(”岩の原葡萄園”@新潟県)の記念催事が紹介されていた(出自:日経紙2018年9月8日)。

 マスカット・ベリーAから醸造した赤ワインは、自分が経験した範囲では、どちらかと言うと “さっぱり系” が多い様に感じる。 自分は、赤に対してはフルボディを求める事もあって、正直余り飲み込んではいない( “ボージョレ・ヌーヴォ” も同じ理由でどうも・・・な方)。

 普段、自分は美味しいと想う自分の舌を信じて産地には拘らない方なのだが、我が国でもやっと “産地表示” が厳しくなり、”日本産ワイン” と “日本ワイン” の識別表示がきちんと成されるようになった事でもあり、それを “祝して” 日本ワインを積極的に味見させて戴こう・・・勿論、年金暮らしの予算が許す範囲内に限る訳ですが・・・

20180916:B.レイノズル氏(”キャノン・ボール”)逝く [故人を悼む]

 10日前になりますが逝去。 享年82歳。
 北米大陸横断 “市販車レース” を無茶苦茶センスで撮りまくった大ヒット映画 “キャノン・ボール” でお馴染み。
 これには007役のR.ムーア、シナトラ組のサミー・デービス.Jr.とか ディーン・マーチン等人気役者が出揃い、映画通お馴染みの “楽屋落ち” が随所に出てきて楽しい映画だった(1981年)。
 この類いの “ノリノリ” 映画は今は流行らないんでしょうが、J.チェーンが日本人役でも出演していましたっけ。
 確かβ-テープで録画してある筈。 観てみよう。
 ただただ黙礼です。

20180915:”夏時間” と聴いて想い出す事 [雑感]

 2020東京五輪パラリンで “暑さ対策” の一環として “夏時間サマー・タイム;”サンマー・タイム”@サザエさん)” の導入が検討されていると聴いている。

 自分はそんな “姑息” な方法では無く、”夜間開催” の方が無難だと想っているのだが、飲み友等とのワイワイ議論の中では余り賛同は得られていない (^^;)

 我が国でも第二次世界大戦後の一時期、米国から押しつけられる形で実施された事がある(自分は経験した筈なのだが記憶に残っていない)。 日照時間が長くなる夏季期間だけ標準時よりも一定時間、例えば一時間進める(即ち、午前6時を午前7時とする等。サマー・タイム期間中の午前6時は従前の午前5時)のだが、今ではこれが人間の体内時計を狂わせ、心臓に負担がかかるとも指摘されている。 加えて、今や世界中が物を含めてネットで繋がり、コンピュータの実用時間設定がまともに実施されるか保証がない(コンピュータ・システム・エンジニア様が設定し直す、即ち、コストが発生する。これが馬鹿にならない)。
 おまけに期待された程の省エネ効果は認めがたいとの指摘もあって、EUでは見直しが検討される様だ。

 自分は一度だけだが、苦笑いの想い出があります。
 初めての海外出張、3月にミネアポリス市@米国を訪ね、翌日の訪問予定を確実にするため、宿泊ホテルで早めのモーニング・コールをフロントへ依頼したところ、”ちょうど明日は切替初日なのでご指定時刻は実質一時間早くなりますが?” 親切心でそれを承知か・・・との事だったのだろう、今思い返すと。
 その時は完全に夏時間制度を理解出来ておらず、一方訪問先は当然の事ながらミーティングを夏時間で時刻設定していて、気がつかずに腕時計をそのまんまにしていれば・・・ たどたどしい英語で話したところ、"?? 日本も同じじゃなかったのぉ?" って、爆笑。 でもって、一気に緊張が解れました。
 懐かしい思い出です。

20180914:村社会では競争は無い( ”ユニコーン企業” が育たない訳) [雑感]

 現役の頃から骨身に染みていた “ぼやき” : “何故この国では革新的素材/システムが積極的には迎えられないのか?” ・・・ 最近、自分には余り関心の無い新聞経済面の囲み記事をたまたま読んだら、想わず “頷いた” 事がありました。

 海外で流行(はやり)始めて、やっとその意味・価値・意義に気がつき、慌てて流れに乗ろうとする
 最近の一例が、以前から指摘されていた “マイクロ・プラスチック(MP)による海洋汚染” で、プラスチック製ストローの全廃を謳う巨大な外食チェーン店が海外で現れると、とたんに国内でも “それっ!” とばかりに後を追う。 代わりに紙製とかバイオマス由来生分解性プラスチック製に換える姿勢も後追いで、そこには哲学も信念も(自分には)見えない。
 発端は海洋に流れ出たプラ製ストローが鼻の中に突き刺さったままのウミガメの悲惨な映像が YouTube で公開されて広く知られるようになったとされる。

 “紙製” ストローって言うのも変な言いまわしだが、内側にはプラスチック・コーティングでもしなけりゃ使い物にならんだろうし・・・解っているのかいなぁ?

 一方の “生分解性プラスチック” は、自然界に存在する天然微生物等で完全に分解し、固形物としては一切残存しないプラスチックだ。 一定の規格を満たせば、食品食材残渣(食べ残しとか調理残)等と一緒に堆肥化処理が出来て、肥料として土壌改良材とか野菜等の栽培に適用する事が出来、その安全性も確認されている。
 時間はかかるが海水中でも完全分解するし、更に雰囲気に工夫をこらせば発酵過程で生ずるガスを燃料としても活用するシステムも技術としては完成している。
 原料がバイオマスであれば生分解の最終段階で発生するCO2もカーボン・オフセットされる(ご関心を寄せる各位は、”日本バイオプラスチック協会” が運営するウェブサイトが参考になるでしょう。同じく、日本バイオマス製品推進協議会のウェブサイトも)。

 我が国では1990年代初頭から経済産業省が着目し、国家プロジェクトとして分子設計・合成法・生分解性発現機構・検証実験等の研究が産学官一体で取り組まれ、更にその定義・試験法についても国際標準化機構( International Organization for Standardization, “ISO” )における活動に先導的に参加し、国際標準試験法確立に貢献している(対応する JIS-法も制定済み)。
 国のプロジェクトには後追い研究開発が多い中、”例外的” な取り組みだったと言える。

 これ等の成果は “2005年日本国際博覧会”(於・愛知県)会場で披露されていて、資源・環境問題に関心を寄せる市民・NPO・自治体・企業に知られる様になり、以後普及しかけたが、2009年9月の所謂 “リーマン・ショック” の影響で現在に至る迄、ごく一部の自治体・企業等のみの活用に留まり、既往プラスチック製品対比で割高な事もあって、尻すぼみのままでいる。

 経済産業省・農林水産省・環境省の資源・環境に係わる部門がいくら予算をつけても民間側の関心は蘇らなかったのだが、最近の海外からの “ESG投資” の考え(=まともな対環境・対社会・企業統治をしている企業のみへの投融資)が我が国でも広まり、更にMP海洋汚染の報で再び(と言うか、慌てて)再注目する様になった訳だ。

 先行事例の無い独自性の強いアイデア・素材・システム等々が提案・試作・試行されても、既往の小手先改良で革新を先延ばしし、海外の先行事例を見て慌てて後追いする・・・この姿勢は、
  ”なぜ日本で米国のようなユニコーン企業が育たないのか
  (日経紙:2018年9月6日:”ユニコーンが育たない理由”
   (記事署名:中萩氏))

の背景と見事な迄に “重なる”。

 そう言えば最近、AI-開発の専門家の方だったか、はっきり覚えていないが、国の “働き方改革” への取り組みに関連して、”日本では、仕事を皆で共有して非効率に進めるというカルチャーが蔓延している” ・・・ との意味の事を仰っていたが、狭い “村社会” では異端な事をすれば “村八分” で爪弾きにされてしまう。 村社会では、非効率と解っていても共同でチンタラ・ダラダラと作業する方が波風をたてずに “安全” なのだ。

 日本は未だに村社会なのだ ・・・ 自分の専門外である経済紙面記事をたまたま読んで、つくづくそう想った次第です(多くの方々が “異論あり” と申されるであろう事は承知しております)。
 “オラこんなの嫌だぁ” ・・・ って歌が聞こえて来るようです。 たははっ!

20180913:”AI” 刑事? [素人 AI 考]

 昨日に引き続いて “素人 AI 考” であります。
 公表こそしていないものの、とっくに開発済みで、密かに活用段階に入っている・・・とばかり想っていました。 AI を “犯罪捜査” の分野へ適用する事です。

 ところが我が国ではそこ迄は行っていない様で、警察庁は来年度から1.4億円の予算を使って
  ① 防犯カメラの画像からの “車種” 特定
  ② 雑踏の中での “挙動不審者” 発見
  ③ マネー・ロンダリング(資金洗浄)等の疑わしい “金融取引” 判断

を実証実験するとの事だ(出自:日経紙:2018年9月5日朝刊社会面 - “AI 刑事 現る?” )。
 成功すれば犯罪予知/捜査の精度・確度が上がって、難事件を解決する “刑事” が誕生・・・と言う事らしい。

 素人考えでは、①なんかは登録されているクルマ全ての詳細3D映像をデーターベース(DB)化しておいて、また③は金融機関からの情報を基にそれこそ深層学習させれば手がかりは掴めるんじゃないか・・・と想ってしまいそうだ。

 人間の挙動の正常さと異常さ・不審さをどう判断させるのか、各人各様の ”癖が曲者” で、これは難問だろう。
 が、来年にはラグビーW杯、再来年には2020東京五輪パラリンが開催され、海外からのお客様が桁外れに多くなり、テロリストも紛れ込んでくる事が懸念されている。 ②の完成度を何が何でも高めて欲しいものだ。

これに関連して:
 真偽の程は不明ながらも、お隣大陸の大国では10億を超える国民の人物像をDB化済みとの報道があって、②への取り組みが既に進行していると言う。 AI 技術の “応用” では我が国よりも “進んでいる(?)” のかなぁ?
 ブラック・ハッカー部隊が暗躍しているとの報道もあったりして、我が国のサーバー防衛は大丈夫ですかねぇ・・・

20180912:”音声認識 AI” で ”RとL” を調整して呉れたら (^^)/! [ただの私見]

 “AI を使った音声認識技術” の進化と深化が止まらない。
 今や “橋を渡る”/“端を渡る” 等の区別も前後の単語を合わせた分析で瞬時に可能とする段階にあるとの事です(出自:日経紙:2018年8月19日・朝刊サイエンス紙面)。

 成る程、”AI スピーカー” が実用化している訳だ。
 自分は正直、私らは機械に話しかけるって習慣に乏しいから普及は未だかな・・・なんて想っていたりしていたが、どっこい、”AI+クラウド・システム” でどんどん利口になるペット・ロボがリニューアルして登場し、家庭に入り込んで来る時代だ。 シャイな日本人は過去の遺物になっていくのかな。

ところで:
 こんなに音声認識 AI がすすんだのであれば、是非とも瞬時に例えば “Light” を “Right” と発音しても瞬時に正して呉れる翻訳或いは会話システムを整備して欲しいもんだがなぁ・・・私らも自覚しない内に “R と L” の区別をしている場合があるらしいが、多くは “依然” として高い障壁ではあるので (*1)

 ニュース番組、NHKアナの多くは訓練されているかの様に自分には聞こえますが、所謂芸人上がりのMCを努める方々はメチャクチャのケースが多々の様なので・・・(てへっ!)。  
-----
(*1):こんなブログしてました:
  - 20170512:”B” と ”V” ・・・自分が間違ってたっ!
  - 20170310:"R" と "L"(我々も区別している?)

20180911:”砂糖” 摂るなら昼間の内に [食]

 “糖質制限” ダイエットが流行っていると見聞きしてから大分経つが、自分は余り気にしていない。
 既に後期高齢者だ。 食事の楽しみ無くして何の生きがいがある・・・と迄はいかないにしても、そんな事よりも “適度な運動” の方が大切だ・・・と盲信しているからであります。

 そんな折り、とても “頼もしい” 記事を見つけました。
 砂糖の取り過ぎは所謂メタボの一因とされているところ、昼間の内に摂るのであればさして気にする必要無さそうだ(日経紙:2018年8月16日:”メタボ改善には砂糖は日中摂取・名古屋大チーム(が発見)” )。

 それに大分前に掛かり付けの内科の先生から聴いた話だが、糖しか脳の養分にはならないから、あまりに摂らないのも “危険” だ。

 現役の頃、海外出張した祭、ホテルのベッドの上とか脇にチョコレート一切れが置いてあるのを不思議に思った事があったが、これは “朝方目覚めた時に摂るとすっきりとするから” と聴いて納得した事がありました。
 糖質制限も “ホドホド” が良いようです。