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20180122:”レアアース” 自前調達出来るかも(嬉)・・・ [ただの私見]

 資源に恵まれないと言われる日本・・・でも複雑な海岸線と多くの離島を有する日本は排他的経済水域EEZ)では世界ランキング上位にある。

 そんなEEZでレアアース(希土類元素)の商業採掘への試みが来年(2019年)度から始まる見込みという:
  日経紙:2017年12月22日付け紙面
    "かがくアゴラ:近海レアアース商業採掘へ"

 この囲み記事は、日経紙記者がアカデミア側のキーパーソンにインタビューしてその試みを簡単にまとめて紹介する連載物で、上記は加藤泰浩教授(東京大学)の計画だ。

 小笠原諸島・南鳥島沖の水深5700㍍の海底には鉱山よりも30倍ものレアアース含有濃度を持つ泥があるとは大分前に報道されていたが、民間企業20社以上とプロジェクトを組んで2023年度には採掘を始める構想らしい。

 レアアースは、超強力磁石用のネオジウムやジスプロシウム、LED用のイットリウム、更に燃料電池向けのスカンジウム等が着目されているものの、その大半は中国に偏在しており、地政学的な課題を含んでいる事から、加藤教授の試みが日本が生き続ける為にも成功して欲しいものだが、商業的採掘に至る迄には相当なタイムレンジが必要ではなかろうか。

 とすれば、隙を見せない万全の手を打つ為にアカデミア側へ研究開発して欲しいのは、同時にこれらレアアース金属類を使わないでも、或いは使ったとしても極微量で済む実用上の機能を発現する材料組成発見だ。
 独自の AI を取り込んだマテリアルズ・インフォマティクスの発展を期待する由縁であります。


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20180117:阪神淡路大震災から23年 [ただの私見]

 この正月早々、久しぶりにケータイに地震速報がけたたましく入り、"来たかっ!" と身構えたが、何も無かった。
 ほぼ同時に発生した遠隔地同士の地震を同一と見なした予知システムの "誤り" だったらしい。
 "誤り" を云々する人もいた様だが、気象庁も優秀な人材を抱えている筈で、何事も経験を活かしてシステムの完成度を高めていく様に努力するだろうから、自分はそれを信じたい(正直、他に選択肢は無い)。

 私たちは都合の悪い事を直ぐにも忘れると言う特技を誇る(?)民族らしいが、23年前の阪神淡路大震災を忘れてはならない。
 一年前にこんなブログをしました:
   "20170117:阪神淡路大震災から22年"

 記憶に残るだけでもその後にいくつもの大地震を経験しているが、予知精度も見直しされている:
  ご参照:"20170910:学会 ”敗北” 宣言?(地震予知)"

 にも関わらずに学者先生方にはご研究に全身全霊を傾けて戴き、大地震発生確率が高いとされる地域住民の味方になって欲しい想いで一杯であります。

追記:
 阪神淡路大震災では地元自治体が民間住宅を復興住宅として借り上げて被災者へ貸し与えていたが、入居期限20年を越えて退去が迫られている・・・との記事が眼にとまりました:
  日経紙:2017年1月12日(金)夕刊・社会紙面:
   "阪神大震災23年
     復興住宅 迫る退去期限 撤去先なき被災者 苦悩"

 この記事を読んで "何と底の浅い社会構造なんだろう" となげく事しか出来ない自分が情けない。


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20180115:江夏豊氏の ”履歴書” [ただの私見]

 日経紙が嫌いだという人もこれだけは認める ・・・ 朝刊最終紙面左上の囲み連載記事:"私の履歴書" ・・・ 2017年12月度はあの江夏豊氏だった。

 署名記事の肩書きは元プロ野球投手・・・と書かずとも自分でもよく知っている方だ。
 連載30回(12月は31日だが一日は新聞休刊日で30回)は迫力あるものだった。

 素原稿の推敲・校正をされた方がおられたかもしれないものの、圧倒される想いで次回が待ち遠しかったが、こういう "履歴書" は滅多に無い。

 初回に過去の過ちを改めて詫び、機会を得て今はプロ野球解説もしている事とその感謝から始まり、野球との関わりを自身の感じるままに書き下している様に感じました。

 中でも奪三振に投手冥利を感じた "9連続奪三振"(1971年7月17日開催オールスター第1戦)、打者との駆け引きに勝った例の "21球"(1979年11月4日開催日本選手権;広島vs近鉄戦)の配分の真相等、繰り返し読んでも飽きません。
 当事者だけが書き下せる・・・そんな感じです。

 プロ野球に限らず、管理スキームが進み、皆が一様化していく組織の中で、余程の懐深い方でなければ使いこなせない選手とか社員・・・今は昔なんでしょうねぇ、こういう "豪快" な方って。


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20180113:”少” 機能家電製品は無いのか [ただの私見]

 恐らくはどこのご家庭でもそうだと想いますが、我が家にある家電製品にはたくさんの機能が備わっています。
 が、自分はその多さに辟易しているのが正直なところです。

 乾燥機能付きドラム式洗濯機でも最初のうちは乾燥を重宝していたが、その内に使わなくなっていった(お天道様と微風に晒されて乾燥した肌触りには敵わない)。
 食洗機の場合は、逆に手で洗ってから乾燥機として使う場合の方が多い(手洗いの方が圧倒的に短時間で、しかも完璧だ)。

 その他、炊飯器・(湯沸かし)ポット(昔は "魔法瓶" と言った)・電子レンジ・冷凍冷蔵庫・コーヒーメーカー・LED照明器具・掃除機・エアコン・TV&DVD/BDレコーダーは言うに及ばず、あらゆるタイプのPCとかケータイ等、どれにも数え切れない程の機能がついていて、メーカーの販売戦術に引っかかっていると解ってながらも "あれも出来る" ・ "これも出来る" に惹かれて価格の高い方を買うのだが、全ての機能を使い切る事が無い。

 自分の年代になると殆どの物が揃っていて、無いのは "棺桶" だけ・・・なんて冗談をワイフ殿と交わしているのだが(*)、単機能というか、少機能ながらも中~高機能で格安の家電製品があれば買い換えたいとは常日頃想っているところです。
  (*):何と、"通販" で売ってますよっ! (^_^)

 そんな折、昨年は流通大手筋から "高機能・多機能・高価格" ではない "高機能・少機能・低価格" の "PB" (プライベートブランド)製品がヒットしているとの署名囲み記事があったのです:
  日経紙:2017年12月28日夕刊:
   "読み解き現代消費 - 家電にも格安PB・・・"

 同じ想いの消費者って多いんだっ!・・・と意を強くした次第です。

ついでに:
 大昔、こんな笑い話がありました。
 某発展途上国でも経済発展に伴い電化製品の普及と共に主婦の手助けになる洗濯機が売れ始めた頃、我が国の家電メーカーがこぞって最新式の洗濯機を売り込もうとしたそうな。
 しかしながら一向に売れず、本社営業部門担当者が現地入りして市場を眺めたところ、日本でも出始めの頃の洗濯機・・・"単純な洗濯" + "ローラー絞り" だけのタイプが売れ筋だった。
 そこで急遽そのタイプの洗濯機を・・・と想っても、余りの簡単設計のためもあって自社工場の製造ラインには載せられず、涙をのんだ・・・
 もしかしたら本当の話だったかも (>_<)

最後に:
 OECDで海外に置いてくる機器類も複雑に過ぎて、現地では一度故障したら修理もママならずに二度と使われる事が無くなる・・・こういうケースって、結構あるそうです。
 日本の最新鋭機能が常に市場で報われるとは限らない・・・心したい事ではあります。
 "そうは言っても、日本は最新機能満載機器を上市し続ける他に生き残る路はありませんっ!"・・・とは総合商社に勤める現役の飲み友さんの言い分でした。

本当に最後に:
 今後自動車が電動化され、また自動運転されていく・・・と言っても、経済発展途上にある国々で今すぐ必要とされるのは完成された "古典的" ガソリン車の方で、世界規模でのパラダイム・シフト(むしろ "パラダイム・チェンジ" と言うべきかも)はそう簡単な事では無いと考えています(*2)。

  (*2):こんなブログ書いた事ありました:
      "20171109:”電気自動車” って簡単に生産できるのか?"

 そんな訳で、いろんな分析がある様ですが(*3)、自分は "石油需要は急減する" ・・・ は "妄想" だと想ってます。
  (*3):こんな記事ありました:
      "日経紙:2018年1月7日朝刊 "石油需要 いつ頭打ち"


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20171229:”COP23” で見えた我が国の位置づけとは・・・ [ただの私見]

 11月にボン市@ドイツ(旧西ドイツ時代の仮首都)で開催されたCOP23(第23回国連気候変動枠組み条約締約国会議)では、COP21(2015年12月開催@パリ市)で採択された "パリ協定"(:2020年から始まる温暖化対策の枠組み)の準備(=具体的スキームの形作り)が進んだと伝えられている(日経紙:2017年11月21日付け朝刊経済紙面:"環境後進国ニッポン COP23で見えた課題")。

 偶然だが現地ボンに滞在している旧友からネット電話が入って、「日本は "存在感" が無くなり、最早 "環境後進国" 扱い」 ・・・ と伝えてきた。

 今や "炭素の価格" をどう設定するか("カーボン・プライシング";CP)が大きな関心事となっている。
 CPには、"炭素税" と "排出量取引" の二本立てが考えられており、CO2排出量に応じた増税負担が発生する仕組みで、既に主立った工業立国が導入している。

 最大のCO2排出国である中国は、これ迄は 「温暖化は先進国の責任」 との立場で、CO2削減に消極的だったが、この10月に開催された全国共産党会議で習近平主席が 「世界の環境リーダーになる」 と舵の切り直しを宣言、既に自然エネルギーや再生エネルギーのビジネス展開を世界規模で展開させており、世界最大の "グリーン・カントリー" に向けて走り始めていると伝えられている。
 新聞や TV 等では北京市内の "PM2.5" についての報道は大々的だが(←日本への影響が大きいので当然だが)、こちらについての報道は意図的かどうかは解らないが極めて少ない、と言うよりも殆ど無い。

 我が国でも環境省が "炭素税構想" を打ち上げ、2012年以降に "地球温暖化対策税" として導入しているが、そもそもが後ろ向きの経済産業省や経団連の反対があって、¥289-/t-CO2の価格付けは欧州の値付けの僅か2%前後に過ぎず、効果は極めて限定的だ。

 我が国はCOP21で、"2030年温室効果ガス総排出量を2013年対比で26%削減" する国際公約を掲げているが、現状のままで実現を信じる方が無理と言うもので、結局は必要排出量を金で買い取って帳尻を合わせる程度だろう。
 環境省はCPの拡大・強化を計ろうとしているが、経済産業省と経団連の反対は強いし、政府側に積極的な姿勢は見られない。

 しかし、世界でビジネスを展開している企業は、政財界の反対を睨みながらも "生き残り" をかけて、"ビジネスチャンス" を失う事の無い様に、"座礁資産" を抱えない様に、更に "資金調達" に支障を来さない様、手を打っているのが現実だ(*)。
   (*):お時間あればご訪問を! "20170522:環境経営-その2"

 ・・・ と言うのが旧友の憂いでした(外から見るとはっきりと解るそうです)。

  既にCO2削減を通り越して "ゼロ・エミッション" を目指している巨大企業が目白押しで、これ等企業へ製品輸出している我が国企業は、ゼロ・エミッションへの取り組みが不十分であれば取引先から外される時代だという。

 正に政府・経済産業省・経団連は "裸の王様" で、主立った環境先進国や企業からは置き去りにされている。
 でもこういう政府を選んだのは有権者だからなぁ・・・
 折角の最先端技術を開発しながら実用化に背を向けている・・・残念ながら我が国はこう見られている様です。

ついでに:
 経団連はCP拡大・強化に反対しているが、榊原会長の出自元・東レは、再生可能資源だけからのポリエステル繊維の商業化に取り組んでいるし(二三年前のエコプロダクツ展開催挨拶で社長が近い将来の商業化を公言済み・・・虚言に成らない様に願っています)、いわゆるグリーンポリマーの実用化等、環境材料技術については最先端を走っている企業の一つだ。
 何かか、変じゃありませんか?
 "他社を牽制して、東レに勝ち残らせるための高等戦術" みたいだ・・・と勘ぐる自分は下衆でしょうか?


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20171228:いわゆる ”違法天下り” について(含・経験談) [ただの私見]

 内閣府再就職等監視委員会が5府省庁6件の "違法天下り" を認定・指摘し、指揮した役人の処分等を公表している(各紙12月16日付け夕刊)。

 文部科学省の再就職斡旋事件発覚で騒がれた続き編だが、現役高級役人が退任する部下の再就職先を堂々と斡旋していた訳で、その処分も僅か "2~3ヶ月の減給10%程度以下" に過ぎない(給与が10%になるのではありません。90%で済むと言う事です)。
 この程度では懲りようもないだろうから、いくらマスコミが騒いでも今後繰り返される事、請け合いだ

 自分が出向した某省所管財団法人でも似たような人事を何回か見ている。
 一般に業界団体の社団法人でも似たようなもんだが、会長または理事長は一種の名誉職の位置づけで、関連するアカデミア側の著名な名誉教授が選ばれるケースが圧倒的に多い一方、専務理事は所管省の局長級OBが順繰りに送り込まれてくる(中にはノンキャリア組のお荷物も一緒に連れてくる場合もあった ← 此奴等はどうしようも無いのが多い)。

 優秀であれば問題はないのだが、年取った役人ほど世渡りだけは旨く、既にこの国をどうする・・・なんて気概は無くなっているから(*)、受ける側は "受難" 以外の何物でも無いケースが多い。
   (*):20170314:"我が経験的" 官僚論

 送り込まれた役人の最大の仕事は、出身省庁系の公募事業情報の事前収集に他ならない。
 公募条件を事前に察知しておけば十分な準備が可能となり、圧倒的に有利な立場で応募できるからだ。

 自分の出向した先の財団法人に送り込まれてきた役人は地方局長だったので、既に本庁とのつながりが希薄になり過ぎ、役だってはいなかったが・・・
 今後ともこういう構図は変わらないでしょう。

それにしても:
 "天下り" とは嫌な言い回しだ。
 明治維新以降続いている "官尊民卑" 以外の何物でも無い。
 既に世界を相手にしているまともな民間企業では、優秀な若手役人を破格の給与でスカウトしている時代だ(自分は幾つかの事例を知っている)。
 居残り役人は、民間企業からは見向きもされなかった者の溜まり場 ・・・ 近い将来はこうなるかもしれません(もしかしたら一部では既にそうなっているのかも) ・・・ (>_<)

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20171226:横浜市の ”特別自治市” 構想 [ただの私見]

 聴いた事が無かったが、横浜市は2011年来、"特別自治市" を目指す構想をたて、神奈川県と交渉しているものの進捗が無く、停滞しているという(出所:日経紙:2017年12月9日付け神奈川・首都圏経済紙面:"横浜市の「特別自治市」構想 「県から独立」見通せず")。

 今は立ち消えになったらしい "大阪都構想" とは異なり、"横浜市の神奈川県からの完全独立構想" らしい。

 横浜市は300万を越える市民を抱えた東京都に次ぐ巨大な地方自治体だ。
 市民の多くは都内の企業に勤め、神奈川県民としての意識・自覚はほぼ皆無で、"横浜都民" と呼ばれ、神奈川県とか横浜市自体よりも東京都の政治経済への関心の方が高い(本当の都民や東京都の横浜への関心は無いにも関わらずに・・・)。

 横浜市内はビジネス地域に適している広い平地は限定的で、ビジネス街としての展開は "みなとみらい" 地域とその周辺に限られているといっても差し支えないから、東京都のような大ビジネス街へ発展する可能性は低いし、丘陵地帯に造られた団地とか新開地戸建てから都内に向かう勤め人が圧倒的に多く、JRと私鉄の朝の上り電車は辟易する程の超満員状態で、自分の現役頃から変わっていない。

 市としては、河川管理等の県事務や行政サービスを完全移行させて県&市の二重行政を解消させるべく独立したいのだろうが、県側は市を手放す事は税収入の面からも認める訳にはいくまい。
 横浜市と、仮に川崎市(商工業)とが抜ければ神奈川県の税収は激減してしまうに違いないからなぁ・・・

 今や県知事と市長との "メンツをかけた闘い" になってしまっていて、どうにもならない・・・との記事だった。
 一市民としては、ここらで独立によるメリットを具体的に "見える化" して説明して欲しいもので、それによって次の県知事選・市長選の投票先を考えるのが良いのでは?
 正直言って、市民税は納得して払うけれども、県民税は何に使われているのか、全く解らないからなぁ・・・(同時徴収だから割り振りは不明だ)
 それに今の県知事は2020東京五輪パラリン施設の事で "だだをこねて" 見苦しかったし・・・


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20171221:水増し請求 [ただの私見]

 先端技術を搭載するスーパーコンピュータの開発分野で著名な人物が実質的に国からの委託/補助研究開発事業で "水増し請求" したとして逮捕されている(2017年12月5日)。

 著名人物だと言うので各紙大きな扱いだったが、自分はむしろ水増し請求を見抜けなかった担当者側の "手ぬるさ" の方に驚いた。

 と言うのも、某省所管財団法人へ出向、機能性新素材の開発・実証・広報・普及に関わる研究開発事業を担当し、複数の省からの委託、乃至は補助事業を推進してきた経験から申し上げれば、委託元/補助元部署担当官による会計検査はとても厳密で、
  -出勤簿&作業日誌(従事した時間帯の10分ないしは15分単位の詳細記録)
  -会議/委員会等記録(含・詳細な発言記録&出席乃至は出張報告書)

類の精査は勿論、出費案件については、一件ごとに
  -その必要性(現状+外部と内部環境+強みと弱み分析を含む)
  -契約書類
  -出費先明細(選定理由+沿革+組織構成+過去5年間分の総会記録+決算書等)
  -見積依頼書&見積書(以後の交渉経緯を含む)
  -注文書&その受領書
  -納品書
  -検収&承認書
  -支払書&受領書

の全てが整合している事が必要だ(特に必要性・選定根拠・発生額等の妥当性と作業日誌との整合性が密に精査される)。

 一事業の総件数は優に100を超え、大きなプロジェクトでは1000件すら越える場合もあり、その書類は積み重ねると数㍍の場合もある。

 正直に言って伝票管理だけでも大変な作業工数で、水増し請求なんぞ "入り込む余地がない" 仕組みだ(さすがにJRとか私鉄本体の総会記録は不要だが、乗車記録は運用時刻表・運賃等を含む詳細が必要。移動にタクシーの利用は認められず、その場合は自己負担が原則)。

 会計検査は、金額の多少に関わらずに出費先へ出向いた精査も有り、加えて会計検査院による再度の精査が行われる事もある。
 いずれも一日では終わらない検査側も受ける側も "重労働" だ。

 事実だけに基づいて必要書類を整理整備しておけば何の問題も発生しないし、こちらにやましいなんて事が無いから、どんな質問にも落ち着いて対処出来るというものだ。

 今回のスーパーコンピュータ関連研究開発事業では専門性が著しく高いとは言っても、出費に関わる必要書類は必ずしもその専門性を必要とはしない筈で、担当官の "甘い検査" を見越しての誤魔化しだったのだろうか。

 それに、報道に依れば、開発済みの製品が新たな試作品として費用請求されていたらしいが、これなんぞ、現地に出向いて実物や運転日誌を精査すれば見抜ける筈だ。
 現地に出向く検査を怠ったのだろうか。

 先端技術を開発してきた実績のある技術者だっただけに残念な気持ちです。

因みに:
 NHKのTV番組:"プロフェッショナル 仕事の流儀" は、たま~に観る時があるが、今回逮捕された人物編が近々放送される予定だったらしいが、お流れになったらしいです。


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20171220:ビデオ審判 [ただの私見]

 あぁ~やっぱり ・・・ "長嶋ボール"、"王ボール" があったと言う。

 自分ですら知っている名投手・権藤博氏が日経紙2017年12月7日付け朝刊スポーツ紙面の囲み記事( "悠々球論:機械にできぬ審判の案配" )を読んで改めて知った。

 主審は、2ストライク後、当時全盛を誇った長嶋選手と王選手の見逃し三振は避けたい・・・との "忖度" から、ぎりぎりコース(:いわゆる "くさい球" )の時にそう判定し、他の選手できわどいコースをストライクとして "帳尻" を合わせていたと言う。

 TV中継の解説者が "さすがですねぇ" ・・・ と長嶋選手/王選手の選球眼を褒めていたが、こういうケース、見抜いていたんだろうが、ほんとの事、言える筈もなかったんだろうなぁ、当時は。

逆にこんなケースもあります:
 不思議なご縁で、自分の飲み友に関東地区某大学をラグビー強豪校に育てあげた名監督がいる。
 諸般の事情で監督を退いた後に某TV局のラグビー解説を担当されていた時期があって、ある定期戦の際、主審の判定に 「今のジャッジはおかしい。ビデオでも確認出来ますよ」 ・・・ と一言、 "禁句" を放ってしまった。
 瞬間、"あっ、しまった" ・・・ と思われたとの事だったが、余りの稚拙な審判の度重なる判定につい "本音" が出てしまったらしい。

 以後、"解説依頼は来なくなった" そうです。
 TV局側の忖度か、ラグビー協会側のクレームがあったのかは不明のママですが。

また:
 つい先日の関東大学ラグビー最終戦:早稲田大学vs明治大学戦で、後半の後半、早大の認定トライが下された場面、原因とされた早大選手への明大選手のハイタックルらしい反則については、場内では何の説明も無いままだったし、後で録画で見ても意図的な反則とは思えないと素人でも解るケースで、解説者も 「審判の判断ですから」 と言葉を濁すに留まっていた。
 幸いな事にこの試合は明大勝利に終わったので "事なきを得た" 感じだったが、学生ラグビーなのでトップリーグの様なビデオ判定ルールが無く、後味の悪いゲームだった。
 あの審判は、なんかお咎めとか、お叱りを受けたんだろうか。
 自分の想うところ、そうじゃぁなく、もう次からの早明戦で笛を吹く事(=主審を務める事)は無いんだろうな・・・

 どんなスポーツであっても選手等当事者は勝利を目指して全身全霊を傾けて闘っている ・・・ 審判も人間だ、誤りは有り得る、だから審判の判定に従ったゲームを ・・・ 等との "きれい事" では済まない場合も多い筈だ。
 審判の力量も均一ではなかろうし、多くのスポーツではビデオ判定システムが必須ではなかろうか。

ついでに:
 近い将来、各競技に特化した "AI ロボット" が主審・線審の判定に異議を申し立てして・・・なんて場面あるかも?
 ボールの線内・線上・線外判定は今の技術で即座に可能な筈だから、プロテニスとか、プロバスケなんかではトライされているのだろうか?
 知りたいところです。

最後に:
 権藤氏は、記事を( "長嶋/王ボール" 判定の帳尻あわせに柴田勲選手や土井正三選手で "柴田ストライク/土井ストライク" とする様な) "さじ加減は機械には出来ない" として閉じておられましたが、そんなぁ事は無い ・・・ そういう "曖昧さ" さえも忖度出来る AI が今や開発され得る時代ですよ!(必要であればですが ・・・ ← AI 専門家の飲み友より)


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20171214:格闘技に潜む ”暴力的要素” に関する一考察(一部経験論を含) [ただの私見]

 本日のブログはボツにするかと考えておりましたが、思い切って投稿する事としました。
 元横綱日馬富士関殴打事件に触発された "すこぶる付き少数派" の独りよがりなブログであり、真っ正直な方々や貴ファンの方々にはご不快をおかけしますのでお見過ごし下さい。

 "相撲" の発祥は "野見宿禰"(のみのすくね:怪力無双) と "当麻蹶速"(たいまのけはや:足蹴り名人)との天覧試合だったと言う("当麻蹶速" については "WikiPedia" で確認)。
 この試合は、野見宿禰が当麻蹶速を倒しても "更に激しい足蹴り" を続けて "死なせた" とも伝えられている。
 今では "神道" に結びついた "神事" とされ、礼節を重んじられるものの、その起源は穏やかな言葉では無いが "殺人を伴う対戦" だった訳で、暴力的要素を根に含む格闘技であった事は否定出来ない。

 格闘技にあっては、禁じ手を含む厳密なルールが定められ、それに従って正しく組まれればそれは "スポーツ" とされ、柔道・柔術・空手、ボクシングやレスリング等がすぐにでも思い浮かぶ。
 自分は "疑問" に想うところがあるが(⇒その理由は後で)、大相撲もその一つとされている。

 スポーツは本来勝たなければ栄誉は得られなし、格闘技にあっては観戦者は激しいコンタクト・プレーを望み、応援する選手/チームの勝利を願う・・・という宿命を持たされている。
 選手の立場からは、接触場面では禁じ手すれすれのラフなプレーもあり得るし,審判が見逃せば違反プレーもお咎めが無い。
 一方、選手を、或いはチームプレイであれば選手団を率いるコーチ・監督陣は勝利を目指して指導するのだが、思った通りに行かないと "力づく" で教えようとし、それが過ぎて暴力的指導となってしまう事も現実としてある。
 コーチ・監督はその道の優れた先達等で、"どうしてこんな事が出来ないのか" と理解出来ないケースが多いからだ(高校野球でよく見られる事件の背景の一つでしょう)。

 勝敗のつかない格闘技があるとは想えないし、仮にあったとしても勝ち負けの無い格闘技には自分は関心を寄せる事は無い。
 どんな場合でも暴力は否定されるべきものだが、今回の元横綱日馬富士関事件に関して TV でよく見かける様にカメラに向かって "暴力は駄目・日馬富士が悪い" と言うのは簡単だが、大相撲に限らず学生を含む全ての勝敗を争うスポーツには、当事者等に常に暴力的要素が顕在化する機会が潜んでおり、"闘争" に勝ち抜く事は生物にとっての種の保存から来る避けられない本能でもある事から、今後もこの種の事件が無くなる事はあり得ない・・・と自分は考えます。
 たとえそれが国技とされる競技であっても。

そこで:
 それにしても今では元横綱になってしまった日馬富士関事件のTVの報道ぶりは "興味本位" で騒ぎ立てるばかりで酷かった。
 以下は年寄りの、このブログテーマ通りの "どうでも良い" 、自分限りの感想です:

① "綱の権威・綱の責任の重さ" と言うが、横綱審議会は "横綱に推挙した責任" については "何処吹く風か" だし、大相撲取材歴何十年と誇る記者・解説者の方々は暴力的指導に気がついていた筈なのに "見て見ぬふり" していたに違いなく(そうでなければ取材力の無い傍観者に過ぎない)、したり顔であれこれ言うのは "無責任" としか言い様がない。

② 大相撲は日本古来の競技と言うが、実力のあるモンゴル勢が上位を今後とも占めそうな事は、皮肉なことに "国際化" が進んでいる証拠でもある。
 強過ぎると言っても、彼等は本当に強いのだし、強い関取を望むファンがいる限りこの勢いは止まる筈もない(自分は強い者が好きで、判官贔屓は嫌いだ)。
 彼等に礼節を重んずる事を教えるのは無理なのか・・・といったブログも見かけますが、礼節を重んじているとは想えない日本人力士もたくさん見かける事も直視しましょう。

③ モンゴル勢同士で "星勘定" を合わせていると言う噂があるそうだが、元関取・某相撲解説者は、かっての八百長事件の際、"大相撲はそういう事は言わない粋な世界なのです" と明言しており、正に名言だ(某公共放送で確かに聴いた覚えがある)。
 星勘定しているのは彼等だけに限らない、そんな事言いなさんな・・・と言う事でしょう。
 大相撲とは純粋なスポーツとは違う存在で、"タニマチ" と呼ばれる特別な存在が酒席に贔屓する関取を呼びつける風習は今に活きているし、相撲取り同士で忖度しあう事も有り得る特殊な神事なのです。

④ 横綱白鵬の取り口が "品格" を欠くと貴乃花親方は指摘されているとの報道だが(←最近はこれに同調して殴打事件の本質を見ようとしない報道が多い)、自分はそうは思わないし、組織に身を置きながら自分の信念 "だけ" を正しいとして優先し、厳しい条件の下でのみ存在が許される公益財団法人としての規約を守らない在り方の方を自分は嫌う。

 彼について付け加えれば、公益財団法人理事としての責務を果たしているとは想えないし、既に資格を失っている。
 更に言えば、自らの部屋に所属する力士の言論を封じ込め、外部への自由な発言を許さないのは独善者と指摘されても否定出来ない(貴ファンの方々、ごめんなさい。少し言い過ぎました)。

 ここまでお読み下さった皆様に感謝致します(どうかお忘れ下さい)。


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20171212:”東大” と ”京大” [ただの私見]

 我が国至高の国立大学法人である東京大学京都大学、海外の文献調査会社によるランキング評価では目立った存在にはなっていませんでしたが、なに、これは文献の中身の話では無く、単なる引用頻度の話で、この結果がそのままストレートに大学の実力評価とは違う・・・と言うのが自分の見解です(*):
  (*):20170715:論文引用数から科学技術力が解るのか

 が、本日はこの話では無く、いかにも両校の性格の違いと言うか、"チャレンジする姿勢の違い" が見事だなぁ・・・と感じた事をブログしてみます。

 梶田教授@東大(2015年ノーベル物理学賞受賞)がトップに就く "東京大学次世代ニュートリノ科学連携研究機構" が発足し、超大型観測装置 "ハイパーカミオカンデ" の実現に向けた活動が本格化する(日経紙:2017年11月24日)。

 "カミオカンデ" とは、神岡鉱山跡@飛驒市(岐阜県)に建設されたニュートリノ検出装置の事で、本来は初代名(建設費≒¥5億;超新星爆発由来ニュートリノを世界で最初に観測⇒小柴名誉教授が2002年ノーベル物理学賞受賞)、2代目は "スーパーカミオカンデ"(建設費≒¥100億;ニュートリノに質量がある事を実証⇒梶田教授が受賞)、今回のハイパー・・・は3代目(建設費予算≒¥700億)になる。
 ニュートリノ観測では、我が国は世界最先端を行く得意分野とされているそうだ。

 一方、榎戸特定准教授@京大等は、"" で生じるガンマ線から "反物質"(電気的性質のみ異なる素粒子、もしくはそれからなる物質)が "物質" と衝突する現象を発見したと伝えられている(日経紙:2017年11月27日)。

 通常、反物質は(超)大型加速器の衝突実験から生成されるので、地上で観測された希有な事例だそうだ。
 それにしても身近な雷から見つけるなんて、カミオカンデの建設装置と比較したら比較にならない程の経費で済んでいるのでしょうなぁ。
 お金をかけないで "新しい知を切り拓く" ・・・ いかにも "京大らしい" じゃありませんか。

 "両校" 頑張れっ!!
 そして、"宇宙の謎"、解いてね!

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20171207:恵さん、どうしちゃたの? [ただの私見]

 "魔女の一撃" を喰らって温和しくしていた11月央から下旬、時間潰しの昼間にTVのニュースショウを見比べておりました。

 正午から午後四時程迄の間、関東地区では
  TBS系:ひるおび!(MC=恵さん)、ゴゴスマ(石井さん;名古屋発)
  フジ系:バイキング(坂上さん)、グッディ(安藤さん)
  日テレ系:ミヤネ屋(宮根さん;大阪発)

が視聴率争いでしのぎを削っているらしいです。

 自分が見た期間では、例の "大相撲(日馬富士事件)" と "北朝鮮(脱走兵)" が二大話題となっていました。
 大相撲問題では、どの番組も少ない一次情報の中、関係者らしき人からの伝聞情報だけで小一時間を費やして毎日ほぼ同じ事を繰り返し報道していて、典型的な "電波の無駄使い"・"こんなにたくさんの放送局あって良いのか" と想わざるを得ない程。

 恵さんがMCを勤める番組は、一年前の都知事問題では深掘りしていて感心していたのですが、これを契機にその後はご用評論家とか国際弁護士と称する方々がどうって事無い意見をだらだら言うだけの番組になってしまい、何時しか時計替わりにも見なくなっていました。

 久しぶりに見た恵さんのMCぶりは "くど過ぎて" 頂けない一方、坂上さんのそれはひな壇を飾る方々は平々凡々の意見しか述べないものの、坂上さんご自身の意見・まとめ方が垢抜けていた様に観えました(但し、自分の考えとは一致しないケースがありましたが)。
 この方、"子役上がり" としか知りませんでしたが、思いの外、"深み" のある方かも。

 恵さんは "良い悪い" ・ "自分はこう思う" ・・・等とまとめないので中途半端な印象が残ってしまう。
 恵さん、どうしちゃったの? "名調子" が狂っている様に観えましたが・・・

 ゴゴスマの石井さん、ミヤネ屋の宮根さんのMCぶりは、皮肉前面かつ全面で、見慣れると飽きてしまい、またグッディの安藤さん、全く個性が出ていませんでした。

 但し、自分は何事にも "すこぶる付きの少数派" ですので、偏見に満ち溢れたほんの限られた一週間の印象です。

 結局、魔女様ご退陣された後はどれも見なくなりましたが、我がワイフ殿、CMの間は精力的にザッピングして推理モノとか洋画、時にお気に入りの方が出演するNHKとか、相変わらず情報収集に努めております(歳を重ねるに付けて女性はますます力強くなる様ですネっ! 敵いません (>_<) )。


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20171127:”排除” 発言余話 [ただの私見]

 NTTデーターが先の衆議院選挙に関しての関心度調査を "ツイッター" に登場する用語で整理・調査した結果が大変興味深い(紹介解説記事:日経紙:2017年11月14日付けデジタルトレンド面)。

 希望の党が惜敗どころか大敗したのは、小池代表の "排除発言" のせい・・・と大方の政治評論家や新聞・週刊誌が解説していたが、どうやらその説が裏打ちされたとも見える結果です(自分はこの排除発言を自然に受け入れたのだが・・・(*) )。
 (*):お時間あればお訪ね下さい:
    "20171007:”リベラル派” と聴いて想い巡らした事"

 この言葉に敏感に反応したのは30代以上の年配層で、20代以下の若い世代は実質無関心で、 "消費税" や "選挙権" の方に関心度が高かった。
 安倍総理大臣が "国難突破選挙" と宣言した "国難" に関心を示したのも30代以上だけだった。

 結局のところ、"排除" に反応した年代層は、実社会で "先が見え始めてきた30~40代"、"既に見えてしまった50代" と言えそうです。

 投票者総数では過半を占める彼等、失礼を承知の上で言ってみれば企業では部長や役員未満の残り大勢組が我が身に照らして排除発言を "生理的に拒否" し、腹いせに自民党や立民党へ投票した結果、希望の党壊滅に至ったと推測され得る様です(あくまで自分の解釈ですが・・・ (>_<) )。

 選挙も結局は人間のやる事だから、各年代層毎のメンタルな思惑を十二分に思いやった(=それこそ "忖度" して)党としての戦略/戦術が必要と言う事で、自民党にはプロがいた・・・と言う事でしょうか。

 最近に無い興味を惹かれた記事でした。
 それにしても自分の受け取り方は、"すこぶる付きの少数派" に過ぎませんでした。
 m(_ _)m

それなら:
 ラグビー日本代表への懸念・心配(*) も外れますよう・・・
   (*):こんな心配していました:
       ”20171010:心配事が増えましたっ!”
 


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20171121:結果責任 [ただの私見]

 小池東京都知事が自ら立ち上げた希望の党代表の座を退いた事で、所謂政治評論家等が
  「政治家は結果責任。先の衆議院選挙の惨敗結果を受けた当然の事で、
  むしろ遅すぎ」

とすまし顔で断じているそうだ。

 同じ伝でいけば責任を取るべき政治家や官僚は他にも掃いて捨てる程に大勢いると想うが、今は小池都知事を貶める論調がTV・週刊誌でウケているらしい(我がワイフ殿から聴いた話)。

 "結果責任" は政治家に限らず、権力を持つ者が心すべきところと想うが、企業の経営者とかでも追い詰められて行きようがなくなった時点で嫌々退任というケースも多々あり、責任の取り方って、"人生で最も難しい問題" ではなかろうか・・・と想います。

話を広げて:
 自らの "退場" の判断については、誤るケースの方が多いのではないだろうか。
 世界の舞台で活躍したスポーツ選手でも観られる様に想えます。
 残念ながら自分の様な素人でも、野球・サッカー・ラグビー・テニス・水泳・マラソン・・・等々ですぐにも思いつく方々が沢山いそうです。

 が、イチローさんだけは見事な引き際を見せて欲しい。
 いくら避けられない現実であっても、輝いていた人が錆びていくのを観るのは辛いモノがあります。

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20171110:”サザエさん” 考 [ただの私見]

 毎日曜日18:30からフジTVの "サザエさん" は当初より東芝が提供していたところ、例の不祥事に端を発した経営問題から、家電業を撤退、社会インフラ事業へ資源集中する為、スポンサーを降りる事になったと飲み友から聴きました(日経紙でも確認:2017年11月2日付け朝刊企業総合面:"東芝「サザエさん」降板検討")。

 我が家では息子が小さい時でさえ余り観た事が無く、今では全くのご無沙汰でしたので初耳でした。
 サザエさんと言えば、魚を咥えたどら猫・・・のテーマソングで、砂漠地帯の発祥のくせに何故魚を食べる・・・なんて想った事もありましたが。

 加えて何方か、今の時代に昔ながらの "昭和家族" のあり方を問題視される方があって、サザエさんの放映中止を求めているとか・・・これも初耳でした。

 しかしこれはおかしい。
 NHKは税金みたいに受像器を持っていれば半ば強制的に受信料金を徴収する仕組みなので、ふさわしくない番組の中止・停止を問題提起する事は筋が通ろうが、民放は受信者側からは直接的に受信料を徴収している訳では無い。
 フジTV等地上波民放番組は無料で受信出来、TV番組を観る・観ないはこちら側の意思の問題であって、放送局側の問題では無く、ふさわしくないと想うならば観なければ良いだけの話に過ぎない。
 この番組のせいで社会的な大事件が起こった・・・なんて事があったら論議の対象になり得るかも知れませんが。

 まっ、言論の自由は保障されている筈だから、何を申されようと理性が働いている範囲内であれば一向に気にする事は無いのですが、この程度の事をブログにするなんて、原稿に苦労し始めた証拠であります
 (>_<)


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20171109:”電気自動車” って簡単に生産できるのか? [ただの私見]

 最近のEV電気自動車)への関心の高さは凄まじい。
 フランスや英国を始めとする欧州勢に続いて中国、そしてインドもそう遠くない10年とか20年先に全面的にEVのみを走らせるつもりらしい。

 これ等の国では、ガソリン車製造では最早ドイツとか日本には適わないので無駄な競争は止めて、早めに新しいプラットフォームを固めて自国自動車産業の再構成を戦略化しているとも伝えられている。

 その上、消極的と見られていたドイツですら、先の選挙の結果、ガソリン/ディーゼル車両に反対する緑の党が連立に加わればEVへ舵を切り替えざるを得ない筈で、VW社も方針転換の模様と伝えられている(出所:日経紙:2017年11月2日付け朝刊総合面:"EV時代の足音2-欧州の覚悟")し、ついにダイムラー・ベンツ社もが米国内でEV生産工場を立ち上げる構想を公表している。

 経済産業省によれば、自動車の部品は、数え方にも依るが2~3万点前後で、EVではこのうち40%程が不要になり、自動車産業の構造が大きく変わり得るとしています。
 ベンチャーも立ち上がっているし、それに出資する形で家電メーカーとか家電大型販売業からも参画するところもある様です。

 EVでも必要とされる1~2万点程の部品の品揃えもそう簡単では無いと想うが、 パワートレインを始め、必要部品もモジュール化されて行くだろうから、バッテリーを含めて専門メーカーから買い集めてプラモデルの様に組み立てるだけで
  "EV いっちょあが~り"
の様な、安易な受け取られ方をしていないだろうか。

 EVも自動車である以上、走行性・操作性・安全性・耐久性・居住性等の基準は家電製品とは比較にならない程厳しいし、いずれは搭載されるようになる AI の設計も大変だ(米国の超巨大 IT 関連企業が苦心・苦労している程だ)。

 第一、一般大衆が購入する自動車では "コスト" も重要だし、EVの要となるバッテリーも、充電する時の電源由来(石油か石炭かバイオマスか、はたまた原子力か)、更に再生不能となって最終処理処分迄を含めた "資源及び環境負荷" だって "優しい" と確定されているとは言い難い。

 加えて、電極の素材である Li だってその産地は中国に偏在していると言う地政学的課題含みだし、更にそこだって無限に採掘される訳では無い。

 EVの先見性・将来性は十分に解っているつもりで、未来永劫、ガソリン車が・・・とは想いませんが、今の自動車産業が抱えている諸課題がEVで全て解決するなんて、そんなに簡単なモンでは無い筈。

 その上、一部のマニアとか気まぐれな資産家相手であれば、ベンチャーもどきがコストを気にせずに "手造り" 生産して提供していれば良いでしょうが、広く一般へ普及する為の前提となる "量産性" の壁は高いと想いますヨ(何故自動車が庶民の足になったのかは、 "T-型フォード" を想い起こしましょう)。

 結局は、乱立するであろうベンチャー等ではなく、今の自動車製造企業が核にならざるを得ない・・・と自分は考えています。

ついでに:
 本格的に普及した段階で、ベンチャー等の資本力の弱いところが "製造物責任" を完全に負担出来るとは自分には想えませんし、そもそも今のLi-バッテリーを代替する超高密度・超大容量電池が開発されるのが先決と考えます。

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20171028:結局何も変わらなかった(選挙と国民審査) [ただの私見]

 22日(日)に実施された衆議院選挙、我らが住む横浜市北部の丘陵地域では従来通りの結果で、何も変わらなかった。

 台風21号の豪雨の中、雨に濡れながらも果敢に投票に出向いた有権者の意向だろうから、これはこれで結構だ。
 当選された方は、初心を忘れずに国家大系実現に向けた政務に勤めて戴きたい。

 また最高裁判事国民審査の結果は、当然予想されていた事ではあったが全員が信任された。
 自分は "一票の格差" に関する考え方で判断したが、殆どの有権者はそうでなかったと言う事なのだろう。
 たとえ "不信任に限り × を付ける" という方式が不親切・不適切な仕組みであったとしても、これも国民審査の結果であり、素直に受け入れよう。

 それにしても自分の歳を考えると、衆議院選挙と最高裁判事審査はあと1~2回程の参加かぁ・・・と、柄にも無く、 "ふと" 想い巡らしました。


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20171026:驕り(おごり) [ただの私見]

 思い過ごしで無ければ、日本の物づくりは曲がり角、それも最後の第四コーナーを迎えているのかも・・・。

 日産自動車での無資格者による完成車両出荷検査(*) を、トップの公表&謝罪会見以降も平然と続けていた事、神戸製鋼の出荷検査ごまかしを担当管理職が知りながらも黙認していた事等、従来の日本では考えられない不正で、ここまで劣化・堕落しているとは思いも寄りませんでした。
  (*):これについては少しばかり "好意的" に見ていたのだが、甘かったです!
     "20171013:”根っこ” は同じ(大規模停電・無資格検査・過労死)"

 自分が企業に入った頃(1960年代)は、海外から技術を導入して、マニュアル通りにプラントを建設し、マニュアル通りに運転して素材を生産していた時代でした。
 
 ところが、これは経験して初めて気がつく事なのですが、物づくりは不思議な事にマニュアル通りであっても "継続" していると、装置の中で、更にはもっと突っ込んで、どの様な反応がどの様なメカニズムで起こっているのかの理解が深まり、やがては最近の言葉でいえば "深掘り" も出来る様になり、改善・改良が進み、その結果、生産性が高まると同時に、より高品質、場合によっては新たな機能を加えた素材の開発をも可能とする事が多いのです。
 正に "継続は力なり" です。

 手を抜かず、先達の指導に忠実に従っていた事が製造技術そのものを高度化させ発展させた事につながった訳で、それだけ当時は "謙虚" な時代だった言えるでしょう。
 解決能力が育ち、やがては問題・課題自体を発掘し、新たな発見・発明をもたらす・・・ポジティブな展開がなされた、今想えば "前向きの時代" でした。

 1980年代に入ると物づくり(技術)は "頂点(?)"に達し、海外視察しても "習う事はもう無くなった" ・・・ と言ってはばからない企業トップが出始めた程で、この時点で "驕り" が始まっていた訳です。

 自分等が一番・・・との想い込みが、社内規格は無論の事、JIS(日本工業規格)をも守らずに検査値を改ざんして出荷を続け、知らんぷりしていた訳で、とても残念です。

 神鋼や日産自動車の不正で失った信頼の取り戻しは、最早難しいのでは・・・と想います。
 私ら日本人は不祥事・不都合をすぐに忘れ、それを水に流す・・・が、世界は決して忘れないし、決して水に流さない。
 すぐ後ろには韓国・中国が迫ってきており、彼らが昔の日本の様に忠実な物づくりを続けていれば、すぐにでも追い抜かれ、挽回は不可能です。

 日本の物づくりは明らかに奈落に落ちかけていると想わざるを得ない有様で、なんとも残念です。

ついでに:
 我が国の政治家・役人を始め企業経営者は、韓国・中国、ひいては東南アジア諸国の技術レベルを軽んじる傾向が多々ある様ですが、これは明らかに誤りです。
 確かにいろいろな理由・事情で第一線を引いた優秀な技術者陣がこれ等の国に出向いて技術を指導・育成してきた時代がありました。
 今でも一部続いている様ですが、肩を並べている、むしろ先んじている所もあると認識すべきだと、自分は考えます。
 彼らも我々と同じ技能の持ち主なのです。
 決して劣っている訳ではなく、ただ単にスタートが遅れただけなのです。
 自惚れてはいけません。
 "堕落した方が負け" なのです。
 そう想っています。


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20171013:”根っこ” は同じ(大規模停電・無資格検査・過労死) [ただの私見]

 信じたくは無いが、日本の産業システムは "劣化" したのでは無いか・・・とさえ想えてしまう( "政治・政治家の劣化" については既にブログしたばかりですが・・・ (*))。
   (*):”20170927:結局、政治家って ”嘘” をつく”

 自分の現役の頃の日産自動車と言えば、技術陣はトップクラスの技量を持ちながらも議論好きが過ぎて結論を出せずに決断・決定が遅れ、ライバルであるトヨタ自動車に抜かれていった・・・との想いしか無かったが、今の会長さんが来てからは、企業のミッションを明確化させ、それを実現する為の "PDCA"( "Plan" ⇒ "Do" ⇒ "Check" ⇒ "Action" )を効率的に回して見事に復活し、世界規模の発展をしている(電気自動車で示した先見性は見上げたもんです。ただデザインが自分好みとは乖離していたのが残念)。

 いかに企業トップの経営哲学・采配がキーなのか、その実証事例の様だ・・・と想っていたら、完成車両の出荷検査を全国工場で何年も前から無資格者が "代行" していたと言う。
 100万台を優に超える車両がリコールとなると伝えられています。

 完成車両の出荷検査は、本来は国土交通省、即ち国の業務の筈だが、自動車製造企業に任せていた事(=要するに、"丸投げ" です)が背景にあると考えます。
 即ち、企業は作業の効率化を旨とするので、資格者が足りなければ、身近な、優秀だが無資格な者を指導して "代行" させる・・・事は容易に想像出来るし、恐らくは日産社に限った事では無い筈です。

 "代行" が背景にあるごく最近の事故・事件では、JR東日本の首都圏電車運転停止が想い起こされます。
 これは電力供給を担う発電所設備の保守点検を委託された関連会社の作業員がSOP(安全確保の為の標準作業手順)を守らずに起こしたと伝えられている(*2)。
   (*2):”20170912:”技術の伝承” は難しく・・・”

 本来担う筈の組織が下位の関連組織へ業務委託する・・・それなりの理由があるとは想うが、こと安全性に関わる作業の丸投げには二重三重のセイフティ・ネットの仕組みが必要な筈だ。
 激しい国内・国際競争に晒されている事から、"焦り" ⇒ "コスト↓" ⇒ "下請けへ丸投げ" の構図を生み易いのだろう(同時に "責任転嫁" が行われて、結局は弱い立場の現場が詰め腹を切らされる)。

更に想いを横滑りさせれば:
 電通NHKで見られた女性社員の "過労死" も、立場の強い上級者が立場の弱い新人・女性社員に大量の業務を無理な期限付きで任せてしまう、同じ構図だ。
 いつでも弱い立場側が受け身で、何とかこなそう・・・との想いで無理算段する姿が見えます。

 こういう "下請け構造" の中で "安全性" が損なわれていき、担当者の "人権" が無視されていく・・・のだと想っています。
 上級側の "驕り" 以外の何物でも無い・・・人間としての "劣化" そのものです。
 残念かつ悲しい事には、同じ様な事故・事件は繰り返されていくに違いない・・・と、自分はこの事に関しては極めて悲観的です。


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20171007:”リベラル派” と聴いて想い巡らした事 [ただの私見]

 本来、自由主義に則った考え方の筈なのに、今では "保守派" に対峙する用語として使われ、報道する側の立場によっては "保守派を反動勢力"、"リベラル派を革新勢力" と位置づけて使われている。
 "保守即ち反動" & "リベラル即ち革新" と決めつける、お定まりのおかしな使い方だ。

 今回の衆議院総選挙において、希望の党が民進党員立候補希望者の選別の際、リベラル派を篩い落とす・・・といった使われ方がされていたが、ここで言うリベラル派って、党で決まった事をいつ迄もぐだぐだ文句・異論を吐いて従わない議員の事だし、憲法改正一切まかり成らぬ・・・の一本槍が何故もって "革新" なのか、自分には理解に苦しむところだ。

 彼らって、主に官公庁系労組の支援を受け、批判・いちゃもん・反対だけ、まるで "旧守派" で、とても革新勢力とは想えず、正反対としか捉えられない。
 対案を出してくれないから、自分には選択肢が無い、即ち存在していないと同じ様なモンなのです(独断ご容赦)。

 政治は、数が無ければ何も動かない。
 いくら緩やかな絆といっても、自らの考えと異なる党議だから従わないとする人達を抱えては戦えない。
 希望の党を支持する支持しないとは関係無しに "戦術" としては大アリの筈で、批判する方がおられる事は十二分に承知しているが、自分は "さらさらっと選別"・・・大いに結構。

 かといって、代議士も落選すればただの市民となるので、それを避けるために節を曲げる様では政治家としては情けない限りだ。
 新たな受け皿が出来た様だから、そこで貫徹して戴ければ良いだけの話で、"器" のある方であれば、当選しますもっ!(見ものだが)

 自分は蓮舫氏を未だに許せないでいる(*) が、この方を希望の党が迎えるのであれば、民進党⇒希望の党は、それこそ "野合" と想っていました。
  (*):その背景:"20170723:蓮舫代表の記者会見を観て"

 自分の住まいの選挙区では、果たしてどんな風が吹くのだろうか。
 今回ばかりは関心が高く、現役の方々の高い投票率を期待しております。
 シルバー民主主義に "忖度" する必要は全くもって無く、ご自分と、特に次の世代の事をお考えになって投票先をお決め下さるのが良いのでは・・・と、心より考えております。


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