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20170616:AI-素人が感じた ”日本の考え” & ”海外の考え” [素人 AI 考]

 以下は、IT 企業に勤めている現役の方から聴いた話。

 囲碁トップを打ち負かしたAI:”AlphaGO” を開発したGoogle(米)傘下のDeepMind社(英)トップは、”AI は将来人間の脳の情報メカニズム全てを再現して限りなく発展していく” 事を前提にして開発しており、何れは人間を知の分野で追い抜きはするが共存できるとしている。

 BMI(ブレイン-マシン-インターフェース)といって、脳からの情報を受け取る仕組み・機器の開発が盛んだが、FaceBook社(米)では一歩進んで脳が思った事を瞬時に文章化する AI の開発に取り組んでいるとも。

 海外勢に共通している事は、AI という特別の存在、ハードウェアがあるのではなく、あくまで本質はコンピューター利用技術であって、それは自分等が開発するソフトウェアが主体という考え方だそうです。

 一方、我が国で東大入試合格を目指した ”東ロボ君” の開発者は、目標達成を断念して方向転換、つまりは産業用途への展開を目指す(*)事とし、AI が人間の知を超える技術的特異点は無いと判断しており、彼我で随分と取り組みの哲学が違う印象を受けた次第です。
  (*)ご参考:”20170313:AI ⑤東ロボくん残念!東大に届かず”

 "AlphaGO-後継"は東ロボ君が苦手とした複合英文さえ、いとも簡単に攻略しかねない(自国語だしネ。但し、東大入試複合英文自体が英語ネイティブの理解出来るもので、かつ答えは英文OKであればの話だが・・・)。

 ”深層学習” とか ”強化学習” って基礎概念を最初に提言した学者には日本人もいたそうだが、例によって ”初物” は学会主流とはならず、今は海外に後れをとっている・・・これは素人の自分が言うのでは無く、現役バリバリの IT 企業戦士の "嘆き節" なのです(例の行きつけ居酒屋で!)。

 以下は自分の勝手な想いです:
 政府の打ち出した骨太方針(いわゆる "成長戦略" を含む経済財政基本運営方針)の中には勿論 AI も含まれているが、先例重視だけで慌てた後追いだけでは海外勢に勝てない。

 名前の知られた大々教授よりも大教授、大教授よりも教授、教授よりも准教授、准教授よりも助教・・・といった若手研究者の取り組みを優先して欲しいと自分は願います。

 後追い研究では先頭集団の中に紛れ込む事はできても、先頭は走れない・・・と、ここ迄書いてきたら、誰かの 「二番じゃ駄目なのか!」 の珍台詞を想い出したので、ここでおしまいとします。

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20170605:将棋&囲碁 AI が勝ち続ける [素人 AI 考]

 先月末でしたが、各紙や TV で伝えられている様に、我が国で個人が開発した将棋 AI("PONANZA") が現役のプロ名人に2連勝し、また囲碁では,Google 傘下企業が開発した AI("Alpha-GO") が世界の頂点に立つ中国現役棋士に3連戦3連勝し(5月27日)、その上5名のトップクラス棋士が組んだチームにも楽勝したと伝えられています。

 既に AI が勝っても ”驚く事が無くなってしまった”

 期せずして AI と対戦した将棋界トップと囲碁界トップのお二人が "AI の実力" を素直に認めているのが印象的で、”事前に戦略・戦術を練っていたのに”・・・とのコメントも同じです。

 この結果は、人間相手の AI はいつでも最強の人から戦い方を学べるの対して、最強人間側は自分しか相手がいないから、考えようによっては AI の方が有利と言える。

 それに AI は過去の戦績・戦法を忘れる事は無いのに対して、人間側はうっかりする事もあろうし、なんと言っても ”新手” を考えるって事はエネルギーを使うから、疲れる。
 AI は通電されてさえいれば、何時までも疲れ知らずに休む事なく戦いに没頭出来る。

 戦う環境は AI 側に圧倒的に有利な訳です。

 将棋 AI と囲碁 AI の開発者は共に人間との対戦は今後しないと明言しているので、次の関心事は、AI は最強人間よりは必ず強くなる、その後、最強になった AI が、それ以上の戦略・戦術をどうやって身につける事が出来るのか、”強化学習” と呼ばれる方法でそれがどこ迄可能なのか・・・に移っていくのかも知れません。

 つまり、"お手本がなくとも AI は強くなれるのか" に関心が移ります。
 そこで磨かれた思考・情報処理技術の基本は、様々な形で人間生活のあらゆる場面で活用され、深層学習+強化学習によって完成度を限りなく高めていくのでしょう。

 AI が人智を超える時、それは "技術的特異点" と言われ、2045年とも予測されているそうですが、果たしてその日は来るのか・・・見届けたいものです。

 専門家の予測は外れる事も、或いはその方が多いので、以外に速くやって来て、見届ける事が出来るかも・・・


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20170511:5月11日・・・今日は AI が人間に勝った日 [素人 AI 考]

 1997年5月11日は、膨大な過去の戦績・指し手順をデーターベース化して最適な手を選び出す AI の先駆 ”者”:”DeepBlue” が人間界チェス世界チャンプを打ち負かした歴史的な日です。

 DeepBlue は IBM 社が開発した AI で、今日型の特徴である ”深層学習法” を初歩程度しか身につけていなかったと想われますが、当時現役であった自分は人間を打ち負かしたニュースには驚きました。

 それから20年・・・今日の AI の凄まじいばかりの進化・深化は開発者である IBM 社の想定を超えるモノと想われます。
  ご参照まで:”20170506:AI ⑪稼ぐ AI”

 チェス・囲碁・将棋等のゲームでは AI が人間に勝利しても驚かなくなってしまう時代で、我が将棋界では超若手プロが登場し、連勝街道をばく進した事が大歓迎される等、関心の対象が幾分変わってきている感じさえ受けます。

 AI を搭載したロボットは人間の労働を代替し、人間は新たな価値ある業務を生み出す必要が叫ばれ始め、また、あのマクロソフト社を立ち上げたビル・ゲイツ氏は、この種のロボットへの課税を提案してさえいます。

 たった20年でのこの様な変わり様・・・誰が想像し得たでしょうか・・・
 これからの20年・・・楽しい様な、怖い様な・・・
 このブログ・コーナーの主なる支え手である、お若い方々の時代は、こう言う変化極まりない時代なのです。
 心しましょう!

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20170506:稼ぐ AI [素人 AI 考]

 コンピューター及びその利用技術で先頭を走る IBM 社(米)がPC事業から撤退し、ハードウェアについては大型汎用機(いわゆるメインフレーム)、ソフトウェアについては IT (情報利用技術)の構築及びサービスをベースとした事業戦略で復活してから久しい。

 特に IT に関しては独自の AI である "Watson"(ワトソン) を開発し、数多くの顧客に業務改善を提供するビジネスモデルを展開して、これだけで ”売上高¥1兆円/年” に達していると報じられている(日経紙:2017年4月16日)。

 “Watson” と言うと、膨大なデーターベースとその利用技術を背景に
   1997年:チェス世界チャンピオンを破る
        (当時は "Watson" ではなく、"DeepBlue" と名乗っていた)
   2011年:クイズ番組で人間を打ち負かす

等が知られていたが、多種多様な業務の改善・人の作業代替等、用途毎に特化して幅広く展開しているそうだ。

 IBM 社自体の売り上げの中では Watson の本格的な貢献は今後との事だが、コンピューター製造企業からの転換が見事だ。
 この ”脱皮” については今世紀に入る前からトップが明言していた事を覚えている。
 企業のトップとはこうあって欲しいな・・・と言う感じです。

 とはいえ、非製造業、かつ ”IT をベースとした頭脳勝負” の分野では、これからはマイクロソフトやグーグル等との競合が本格化していくらしく、IBM と言えども楽観は出来ないと言う。

 コンピューター利用技術は AI を核としてどこまで進化かつ深化し、人間社会とどう関わっていくのか。
 そこには “善意の AI” だけでは無く、”悪意の AI” の登場も予見され(*)、未知の領域が迫っている筈で、予見出来ない世界の様です。
   (*) 拙ブログ:”20170428:AI ⑩悪意の AI”

 そう言う時代を生きなければならない若い世代の皆さんはどうするのですか?

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20170428:AI ⑩悪意の AI [素人 AI 考]

 善良な AI 開発者の懸念(*) の通り、"意識して悪意を持つ AI" の出現も “今そこにある” 処迄来ている様です。
   (*) 拙ブログ:"20170325:AI ⑦"君" は楽しいかい?"

 MIT でロボット工学を修め、IT 企業で勤める過程で AI のリスクに気がつき、敢えて実証して警告しようとしている技術者が紹介されていました(日経紙:2017年4月12日:"味方が敵にも・・・悪意抑え込めるか")。

 高度な AI であれば人間の脳へ直接働きかけて操ってしまうリスクが懸念され、ひいてはまさに制御不能な AI の出現に繋がった時、人間はどう立ち向かうのか。

 フランケンシュタイン博士の様な AI 研究者やロボット研究者の出現を倫理規定だけで防げるのか。
 防げると信じたいが、余りにも性善説過ぎる気がします。

 オックスフォード大学等の、所謂 "学識経験者" が警鐘を鳴らした “12のリスク”(**)の一つが早くも現実の問題になっている訳です。

 AI は、専門家の予測を超えるスピードで進歩・進化している(***)。
 くれぐれも開発者は想定外・・・等と言って欲しくはない、厳しい現実なのに、素人は心配するだけ・・・
 どうします? どうすれば良い?

(**) 題目:”12 Risks That Threaten Human Civilization”
 出所:http://www.oxfordmartin.ox.ac.uk/publications/view/1881

 国内の紹介WEBとしては、例えば安井義浩氏(ニッセイ基礎研究所主任研究員)のものが参考になります(2015年5月15日付):
  http://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=42435?site=nli
  “人類滅亡、12のシナリオ ー オックスフォード大学等の公表したレポートより”

 人類へ滅亡に向けた壊滅的 "12のリスク" とは、
  1.地球温暖化
  2.核戦争
  3.パンデミック、
  4.生態系崩壊(生物種絶滅)
  5.国際的(金融等)システムの崩壊
  6.巨大隕石の衝突
  7.大規模噴火
  8.バイオハザード
  9.ナノテクノロジー(の小型核兵器への転用)
  10.人工知能、
  11.その他未知のリスク可能性
   (人類を不妊にする超汚染物質の開発、人工ブラックホール、
    超人類生物の出現、・・・)、
  12.政治の失敗

があげられており、10 に “AI” が指摘されています。
 制御の効かなくなった AI 独裁者や膨大なロボットの出現がリスクとされているのです。

(***) 3月21-23日にかけて開催されたワールド碁チャンピオン・シップ(主催:日本棋院。特別協力:日本経済新聞社)(*4) では囲碁に詳しい専門家による事前予測がなされていましたが、”見事” に外れました。
 深層学習法を手に入れた AI の進歩は、専門家でさえ予測出来ない程に "異常に迅速" な様です。
   (*4) 拙ブログ:"2070404:AI ⑨強い囲碁 AI"



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20170404-2:AI ⑩ 将棋ではもはや "敵無し" ? [素人 AI 考]

 遂に将棋 AI が "現役名人" に圧勝!

 将棋電王トーナメント(:AI 同士の戦い)勝者の “PONANZA” が、将棋界トップとも言える名人位の佐藤プロとの決勝戦2番勝負の第1戦を圧倒的な強さを見せて勝ったそうです(主催:日本将棋連盟&ドワンゴ。2017年4月1日;4月2日付各紙)。

 将棋 AI とプロ将棋士との決戦は、これまでも AI の方が圧勝していましたが、今回は将棋界の現役トップを打ち負かした事になります(佐藤天彦プロは電王プロ棋士トーナメント戦であの羽生プロを破っての決勝戦進出。2016年度最優秀棋士賞受賞。若干29歳パリパリ現役棋士)。

 持ち時間各5時間・1日制とされた第1戦では、佐藤名人が5時間をフルに近く使ったのに対して PONANZA は1時間程しか使わなかったそうです。
 名人が熟考している間にも何千・何万にものぼる先の手筋を読んでいたのでしょう。

 さすがの名人も、持ち時間が迫ってくると “焦り” もでてくるのでしょうか。
 それに人間ですから AI とは違って “疲労” も手伝い、甘い指し手を打ったのかもしれません(何せ AI は電気さえ喰っていれば疲れ知らずなんだからなぁ。 待てよ・・・CPUが過熱してダウンする事もあるかも・・・)。

 残りの第2戦は5月20日だそうです。

 が、この結果にかかわらず、もはや将棋の世界において AI は、いずれは向かうところ敵無しとなり、より強くなる為に AI 同士で戦って新しい指し手を見出していき、人間の方はその AI に教わって、或いは AI と戦って腕を磨く・・・

そんな時代に入ったとの想いを致しました。
先のブログでほざいた囲碁 AI と同じですネ

だからと言って将棋や囲碁の魅力が無くなる訳ではありません。
下手は下手同士で、AI とは違って学習効果も無いけれども楽しいものです。

 PONANZA 開発者に敬意を表すると同時に、囲碁AI と同様に、ここで獲得した情報技術を幅広く、特に "ひらめく AI " の開発に向けて活用して戴く事を期待しております。


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20170404:AI ⑨ "強い" 囲碁 AI [素人 AI 考]

 ワールド碁チャンピオンシップ(2017年3月21-23日。主催:日本棋院院、特別協力:日本経済新聞社)で、囲碁に特化した日本初の AI (人工知能)"DeepZenGo" が奮闘した模様です。

 このチャンピオンシップは、日本・中国・韓国からのトップ級プロ棋士各一名と DeepZenGoの "4者" が総当たり競う戦いで、 DeepZenGo は、過去一年間の深層学習の成果を披露する事に注目が集まりました。

  DeepZenGo は日本選手に勝ったものの、韓国及び中国選手には惜敗しました。
   戦績:
    韓国選手:3勝・・・優勝
    中国選手:2勝1敗・・・2位
    DeepZenGo:1勝2敗・・・3位
    日本選手:3敗・・・4位

 日本製 AI が日本選手に勝利し、海外選手に負けた事が興味深い様に想えます。
 DeepZenGo は日本選手同士の棋譜を読み込んで学習したのかも知れません。
 彼我で碁風の違いがあるのでしょうから、これから海外トップ棋士との戦いを繰り返す事によって "揉まれ" て、より強くなっていくと想われます。

 事実、開発者は 「強い相手がいる程、強くなる」(⇔強い相手から戦法を学ぶ) とコメントされているそうです("学んだ相手よりは強くなる"(?))。

 いつか、今もって日々強くなっている Google Deepmind の開発した "AlphaGo" との "AI 決戦" で新たな展開が生まれる事を期待します。
或いは、中国でも囲碁 AI :”FineArt(絶芸)” を開発しているとかで、DeepZenGo とのテストマッチを繰り返すと目覚ましい進歩、即ち、AI 同士の戦いから "人知の及ばない新手" が発見されるかどうか、とても興味深いのです。

 そこから開発される情報技術が "ひらめく AI" への路の開拓に繋がれば・・・と素人ながら期待するのです。


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20170329:AI ⑧ひらめく AI ? [素人 AI 考]

 最近、我が国発の画期的ながん治療効果を示す "免疫治療法" が世界的に注目され、その薬剤価格も含めて話題となっています。

 薬価がとてつもなく高価で、普及が進めば我が国の様な国民皆等しく受けられる医療保険制度は維持出来なくなりパンクする、そうで無い国では、超がつく金持ちしか治療を受けられないとも伝えられています。

 新聞や素人向け医療雑誌等の解説絵柄を観ても素人なので正直解ったとは言えませんが、"従来に無い考え方から生まれた" 療法である事は解りました。

 最初に考えられた本庶佑(ほんじょ たすく)名誉教授(京都大学)は、ノーベル生理学・医学賞受賞間近とも伝えられている様です(既に2013年文化勲章受章)。

 この方の談話記事を読むと、当初は学会からも無視されていた様で、それだけ "前例の無い新しい考え方" だったのだと想われます。
 学会とは、国内外を問わずに極度に間違いを恐れますから、当然と言えば当然かも知れませんが・・・

 そこで自分は、"こういう常識に囚われない、過去に前例の無い考え方が 人工知能(AI) で発想出来るだろうか" と言う疑問を持ちました。

 今の AI は過去の膨大なファクト・データーベース(DB)を整理した上で最適解を見出す、いわば "物量作戦" に則った成果物と言う訳で、端的に言えば、本庶名誉教授のご研究歴を全てDB化すれば、同じ免疫治療法を考えつくのか・・・と言う疑問です。

 要するに "AI はひらめくのか?"
 優れたひらめきを持つ人は極々限られているのでしょうが、"ひらめく AI" の実現可能性は?
 2050年には AI がノーベル賞受賞を予測される専門家の方もおられるようですが、果たして・・・

 ところが、"果敢にも" 富士通社が理化学研究所と共同で "ひらめく AI の開発" に、5年間、20億円かけて乗り出すそうです(日本経済新聞紙:2017年3月4日付け)。
 頻度の少ないデーターを補って学習させる方法とか、過去に無い状況下での行動の影響を類推する手法を開発するそうです。

 でも、これって、単なる "内挿法" 、"僅かの外挿法" の延長じゃないのかな?
 本庶先生のひらめきは、過去のご自身の経験・学習に裏付けられてはいるのだろうけど、"ものすごく大きな飛躍を伴った外挿"、つまり、それこそ "ひらめき" だったのでは?

 全くの素人考えに過ぎません。
 富士通と理研の担当者の方々には、物量作戦で先行する米国陣を見事に抜いて成功して欲しいと願う者であります。

付記:内挿と外挿
 誤解を恐れずに超簡単に示しますと、

  -A1-A2-A3-A*-A5-B*-A7-C*- ・・・・・・・・・・・・ -D*

 上の図で、A1~A7の並び方を観てA*やB*を推定する(A*=A4、B*=A6)のが内挿、C*を推定する(C*=A7)のが外挿です。

 図から遠く離れたD*を推定する事は、ヒントが無い限りとても難しく、考えに大きな飛躍が必要です。
 このヒントが、(不完全であろうが)過去のファクトDBから類推出来るのであれば良いのですが・・・


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20170325:AI ⑦"君" は楽しいかい? [素人 AI 考]

 新聞でも TV でも人口知能AI)の話題が無い日が無い程、AI については次から次へと動きが激しい様です。

 将来はノーベル賞受賞も期待し得ると予測する学者さんもおられる様だし、最近は、AI を開発する技術者と AI 自身への "倫理規定" も日本人工知能学会が定めたそうです。

 いずれは人智を超える可能性を否定出来ず、人による悪用邪悪な心を持つ AI の開発・誕生を恐れての事だそうです(それを思い起こす映画もありました:"I, Robot")。

 こういうシリアスな事は専門家にお任せする事にして、ここでは少し違う視点で。

 知能の限りない発展を経て AI 自身が人間社会の一員になった場合、人間との付き合いはどうなるのでしょうか?

 野口悠紀雄さんは、"AI は生活を楽しくする"(日本経済新聞紙:2017年2月25日)と指摘していましたし、呼応するかの如く、イワショーさんが3月22日付けのブログ(*)で ”飲みニケーション・ロボット” と題して、"飲み会を楽しく仕切る AI ロボット" の実現を期待(?)/紹介されたのが見事でした。
(*)トラックバックが表記されていませんので、ここではURLを省略させて戴きます。

 そこで、我が家に鉄腕アトムを迎入れたら・・・なんて、想い浮かべながらの、以下は妄想です:
 ① 仲間とワイワイしながらの飲み会に一員として参加したら?
 ② 青空の下での気晴らしドライブは?(自動運転はお手の物)
 ③ お気に入りの役者の映画・芝居やお好み音楽会の鑑賞は?

 果ては
 ④ むしゃくしゃして鬱憤・憂さをはらす一人酒は?
  (その前に倫理規定で禁酒されたりして?)

等々・・・

 加えて
 ⑤ AI は悩む事は無いのか?
 ⑥ AI が特定の人間を気に入ったら恋をするのか?
 ⑦ AI が特定の人間を嫌いになったらどうするのか ?
 ⑧ お掃除ロボの様に、"一人" で電源を求めて充電するのだろうか ?
  その時、停電だったら? お日様を浴びて充電するのか? 外が雨だったら?

 鉄腕アトムも迷惑しそうな、取り止めのない事です。
 ⑨ AI もブログするのか? そうなら是非ともこのブログ・コーナーで!
 ⑩ AI も妄想はするのか?
 (先の野口悠紀雄さんは、AI は "問いを発する能力" は無い(すくなくとも今は))

・・・なぁーんて!
(>_<)


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20170318:AI ⑥ノーベル賞受賞? [素人 AI 考]

 少し前になりますが、2月26日に ”ノーベル・プライズ・ダイアログ・東京2017” が開催されました:
 テーマ:知の未来 - 人類の知が切り拓く人工知能と未来社会 -
 主催:(独)日本学術振興会&ノーベル・メディアAB
 於:東京国際フォーラム(09:00-17:30)

 そこでは、利根川進氏(理化学研究所・脳科学総合研究センター長)ら5名のノーベル賞受賞者が参加し、人工知能(AI)がビジネスや健康等の社会へ及ぼす影響等が討論され、論点整理された様です(←何せ専門家では無いので、論点の意味するところは解りません)。

 興味深い発言として、
  - AI 搭載ロボットがノーベル賞獲得に関心・意欲を持つ(利根川氏)、
  - 2050年には AI が大きな発見をしてノーベル賞を受賞する
        (北野宏明氏:ソニーコンピューターサイエンス研究所社長)
が挙げられています(日本経済新聞紙:2017年2月27日)。

 AI は、今から30年ちょっとで人間の及ばない思考能力を身につけ、新しい発見・発明がなされ、それが人類社会への貢献が認められ、ノーベル賞受賞となる・・・と期待されている様です。

 本当かな?・・・と一瞬想いましたが、AI 自身が自由に特定能力の発揮に特化した AI 自体を設計・開発していき、限りなく進化していく時代になるでしょうから、あり得るかも・・・

 自分には想像もつきません。
 直ぐにも想像がつくのは、ノーベル賞選考委員会が、あらゆる国の膨大な論文データーベースを整理・統合した AI を助手に使い、最初の発見・発明・解明に貢献した科学者を "正しく" 選ぶ様になるだろう・・・と言う事くらいです。

 と言うのも、今は日本語論文は検索対象とはならず、選考資料にはなり得ていないのです。
 C60(炭素原子60個がサッカーボール形状を形成)を最初に予言されたのは日本の化学者でしたが、発表が日本語論文だけでしたので見逃された事例があります。
 当時、AI が、少なくとも IBM 社が開発した "ワトソン" が実用化されていればこんな事は起こらなかったでしょうに・・・
 残念無念です。


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20170313:AI ⑤"東ロボ" くん残念!東大に届かず [素人 AI 考]

 大分前の話になりますが、我が国の AI 研究者トップの方々が力を入れて開発してきた "東ロボくん" が東大合格ならず開発方向を産業応用へ移すそうです(日本経済新聞紙:2017年2月24日付け)。
 かって開発者はプレス・リリースの折、自信を見せていたと記憶していましたが・・・
 税金を使った研究開発事業で、目標を達成出来なかった事を素直に認めるとは、これはまた大変珍しい。

 残念ではありますが、納得出来る気がします。
 今のAI は、聞くところ、過去の膨大なデーター・経験を整理した上で、課題に最適解を探し出して挑む訳で、未経験な事に対しては対処の仕方に戸惑う。
 将棋に特化した AI であっても、新規な場面ではプロなら指さない手を打っている・・・と何方かが指摘されていた事で、その手で負る経験を積む事で賢くなると言う訳でしょうか。

 ここからは素人考えですが、東大入試問題で不得意だったのは英語の複合文問題だったそうですが、"問題の出題者は過去の自己経験に則って問題文を作成" している訳ですから、その思考過程をシミュレーション可能にすれば、類似の課題解決は可能と想います。
 とは言うものの、そのシミュレーションをアルゴリズムとして仕組む事が難しいのでしょう(今に出来る様になりますとも!)。

 "無敵の AI"(←定義が難しいですが) に未知の問題の設定とか、斬新なトリックを撒き散らしたミステリードラマなり小説の出題編を創作して、人間に解かせる・・・そんな楽しみもあって欲しいものです。
 期待しています。


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20170209:AI ④ロボットが介護現場で・・・ [素人 AI 考]

 AI を搭載し、会話を通して "交流" 可能なヒト型ロボットが介護現場で高齢者を相手に活躍しているそうだ(日本経済新聞紙:2017年1月25日付け)。
 どの様な仕組みの AI なのかについては解説は無かったが、文面からは、嘘をつかず、善意に満ちたロボットであるらしい。 高齢者は、「ロボットの言う事は額面通りに受け取れる」、 「あれこれ指示されても素直に従える」。 介護側は、「楽しい訳では無いが、ロボットが "一生懸命" なので無視出来ない」 との想いを抱く様だ。 既にそう言う時代なのですねェ。
 「ロボットの言う事は額面通りに受け取れる」・・・とは、正しく "機械は嘘をつかない" との大前提の証と想える(悪意を持って嘘をつく AI の設計の方が難しいのか?)。
 AI は学習効果が半端では無いらしいから、介護現場では高齢者の "我が儘" に、どこ迄も "切れずに" 付き合って欲しい。
 そう言うアルゴリズムの設計を期待しています。 自分の場合、2003年4月7日生まれの "鉄腕アトム" の様であれば最高だ。 いつかお世話になる様な場合には・・・


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20170203-2:(将棋と)AI③ついにポーカーでもプロに勝利! [素人 AI 考]

 2月2日付け ”ボーッと生活” 様ブログで、ポーカーでもプロに勝利したAIの事が紹介されている事に先ほど気がつきました。
 そこでネットで調べたら、1日付けロイター通信記事に出会い、概要を知った次第です。 正直、驚きました。 プロのブラフ迄見破るAIと言うか、アルゴリズムが開発されたのですネェ・・・
 過去の経験知・データーベースを背景に不完全情報に基づかざるを得ない場面、記事では商談、軍事戦略、サーバーセキュリティ、医療等への活用が期待されているとか・・・
 この分野の進展は余りに急進過ぎ、10年と待たないですみそうです。 とても自分の様な高齢者にはついて行けません。 ただただ、眼を見張るばかりです。
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20170131:将棋とAI②:嘘を見破るAI [素人 AI 考]

 1月24日のブログ ”20170124:将棋とAI” の中で、将来のAIとして、『意図して嘘をつくAIの実現は? 逆に、嘘を見破るAIは? 人間の培ってきた経験知をも取り込むAIに、善悪とか法律尊守の様な概念を植え込む事は出来るのか? より効率的な学習方法自体を自由に学習するAIも生まれるのだろうか? 人間の持つ倫理観から遺伝子操作に制限が加えられている様に、AIの開発にはどの様な制約がつくのだろうか? 人間はそれに従ってたとしても、従わないAIが出現したらどうなるのか? 失望する様な感情を持つAIは? フランケンシュタイン博士の様なAI開発者・設計者が出てきたら、人はどう対処するのか?』 等と、素人丸出しの疑問を書き加えた。
 その後、新聞のスクラップ記事を整理していたら、日本経済新聞紙1月8日の夕刊に、何と「人の嘘見破るAIつくる」と題した囲み記事があった。 見逃していました。
 東大の島海不二夫准教授が開発されているとあった。 なぁんだ・・・やっぱりプロの方は考えておられたのですねぇ・・・
 同先生は、「将来社会で使われるAIには嘘が入力される事を前提に答えを返したり、相手を説得したりできないと、人間とうまくコミニュケーションできない」 と指摘されている。 10年程の近未来にはそれなりのAIが開発されそうとの事で、本当に待ち遠しい想いがします。
 あと10年かぁ・・・ もう少し早くならないかなぁ。 そうしたら体験出来るのに・・・と想う自分です。


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20170124:将棋とAI [素人 AI 考]

 膨大な数値データーベースを蓄え、更に人間の経験知をも踏まえて訓練された所謂AI(人工知能)の話題が尽きない。 つい最近は、プロの将棋士が対局中の一時退席時に、携帯通信機器を介してAIを組み込んだ将棋プログラムを利用していたのでは・・・と疑念が持たれた事件があった。 協会にとってもコンピュータ将棋の余りの技能向上に対応の術を失ってしまったかの様に見えたのは自分だけでは無いと思う。
 IBM社が開発したチェス・プログラム("DeepBlue")が世界チャンピオンに勝利したのは確か1997年頃だったと思う。 既に20年前後を経ており、その後のAIの発展は "深層学習法" により革新的に加速された様で、囲碁でも世界チャンピオン級のプロに圧倒的な差で勝ったのがほぼ一年前。 今では更に能力アップして、ネット対局では匿名同士で中国・韓国・日本の囲碁トップ級プロに連戦連勝しているとも伝えられている。
 今や、チェス・将棋・囲碁は電脳が支配する思考ゲームになったのか。 人間が君臨できるのは、麻雀とか、ブリッジやポーカーの様な "意図的な引っかけ" も織り込んだ手が必須な複数参加ゲームなのか。
 意図して嘘をつくAIの実現は? 逆に、嘘を見破るAIは? 人間の培ってきた経験知をも取り込むAIに、善悪とか法律尊守の様な概念を植え込む事は出来るのか? より効率的な学習方法自体を自由に学習するAIも生まれるのだろうか? 人間の持つ倫理観から遺伝子操作に制限が加えられている様に、AIの開発にはどの様な制約がつくのだろうか? 人間はそれに従ってたとしても、従わないAIが出現したらどうなるのか? 失望する様な感情を持つAIは? フランケンシュタイン博士の様なAI開発者・設計者が出てきたら、人はどう対処するのか?
 NHKのサイエンスZEROで紹介されていた知識しか持ち合わせていない素人には、AIの発展には楽しい様な、待ち遠しい様な、そして同時に、不安な想いもつきまとう。 自分だけなら良いのだが・・・


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