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20170503:”鯉のぼり” で想い出す事 [自分の事]

 我が家は横浜の丘陵地帯にあり、北側は広く遠く拓けていて、高く抜ける様な青い5月の空を眺めていると想い出す事があります。

 今の様なネット時代とはほど遠く、海外とは ”文通” だけが手段だった自分の高校&学生時代、ひょんな事がきっかけとなって、同じ年代のドイツ人(中部ドイツ。職人家庭の長男)とフランス人(アルザス地方。農家次男坊)とそれぞれ別立てで文通していた事がありました(何とっ! ドイツ語で!!)。

 今頃の様な五月晴れの風景として、風に威勢良く泳ぐ “鯉のぼり” の絵はがきを簡単な説明書きを加えて出しました。

 ドイツ人からは、
   何これ? 何なの?

と、そっけない返事。

 ところがフランス人からは
   初めて観た!
   青空を水に見立て、魚が泳いでいる姿を下から仰ぐ形で眺めているんだね。
   すごい発想だね!(多分こんな感じのドイツ語だったです (>_<) )

 ”たまたまだった” のでしょうけれども、遠い出自は同じゲルマン民族にも係わらず中北欧人とラテン人の ”感性の違い” にびっくりしました(:これをもってドイツ人とフランス人の違いを云々する訳では、勿論ありません!)。

 最近はこの横浜でも鯉のぼりを殆ど見かけなくなりましたが、時たま、通りすがりの戸建てや団地等ベランダの脇で遠慮しながら小さく泳いでいる ”のぼり鯉” を観ると、若いご両親とお子さんを想像して微笑ましい。

 社会人になってからは文通も途絶えたあの二人、今どうしているのかな・・等とフッと想い出したりします。
 今の様なメール全盛の時代だったら、ずうっと連絡が続いていて、とっくに再会も出来ていただろうに・・・

 と、ここまで書いてきて想い出しました。
 インターネットが殆ど米国中心だけで先行していた20数年前に、ノーベル賞受賞者及び同級の学識者が集まった掲示板(←当時はそう読んでいた)で、”人類史上最大の発明は何か” との命題に対して様々な答え・やりとりがありました(確か、新聞記事にもなっていた筈)。

 その中に、”インターネットを介した文通” がありました。
 自分には最大かどうかは解りかねますが、よくもまぁ、便利極まりないツールを発明してくれた・・・と感心し、納得しています。

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