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20170421:侍 ⇒ ガンマン [気晴らし事]

 大分前の事になりますが、3月下旬のNHKBSでは黒澤明監督の名作・代表作でもある7作品が一挙に放映されていました。

  3月23日:隠し砦の3悪人(三船敏郎他:1958年作品)
  3月28日:七人の侍(三船敏郎他:1954年)・・・①
  3月29日:生きる(志村喬他:1952年)
  3月30日:天国と地獄(三船敏郎他:1963年)
        用心棒(三船敏郎他:1961年)・・・②
  3月31日:赤ひげ(三船敏郎他:1965年)
        椿三十郎(三船敏郎他:1962年)

 黒澤監督作品はこれ等の他にも多数ありますが、いわゆる娯楽作品の中では、自分は①が同監督最高傑作、②がその次と受け取っています(それぞれが世界最初のシナリオ・コンセプト)。

 実際、①と②は何回観ても面白いし、その面白さは世界共通で、その証拠に共に海外でリメイクされ、大ヒットしています:

 ① "七人の侍" ⇒(日本公開6年後)⇒ "荒野の7人"
  (ユル・ブリンナーの他、当時の米TV映画主役級俳優陣:1960年)・・・③

 ② "用心棒" ⇒(日本公開3年後)⇒ "荒野の用心棒"
  (C.イーストウッドの実質映画デビュー版:1964年)・・・④


 ③はテーマソングと共に大ヒットし、常道通りに
   第2弾(ユル・ブリンナー:1966年)
   第3弾(ジョージ・ケネディ=
           "人間の証明" でNY市警刑事役でお馴染み:1969年)
   第4弾(リー・ヴァン・クリーフ=
           荒野の用心棒続編でC.イーストウッドと競演:1972年)

迄、続編が制作されました(主人公のみ継続され、類似ストーリー)。

 ③では、スティーブ・マックイーンも出ていましたっけ。
 懐かしい限りです(確かな記憶ではありませんが、昨年、BS**(?)で放映されていた?)。

 最近、原題名:"マグニフィセント・セブン(The Magnificent Seven)" と銘打って、デンゼル・ワシントン主役で再度映画化されていますね。
 いつもの事ですが、日本公開時のタイトルは、もう少し気が利いたものにならないのかなぁ・・・と想うのは自分だけでしょうか?

 ④は、初めは "マカロニ・ウェスタン" と揶揄され、欧州で評判になっていて、米国での公開はその数年後だったらしいです。
 TV 西部劇 "ローハイド" では名が知られていましたが、偶然に主役を掴み、これがC.イーストウッドのハリウッド凱旋きっかけとなったもので、余りにも有名です(*)。

   (*) 拙ブログご参照:"20170119:C.イーストウッドの事"

 音楽も大ヒットしました。
 ストーリーは②そのもの。
 ハリウッド製ウェスタンとは味わいが違い、評判を呼び、以後たくさんのマカロニ・ウェスタンを生みました。
 ④には②のクレジットも何も無く、版権を持っていた東宝が裁判に持ち込み勝訴しています。

 その頃は著作権の意識等がイタリアでは薄かったか、或いは精々国内(=イタリア)で話題になるだけで世界的ヒット等想定していなかったのが、想定外となり "見つかってしまった" のかも知れません。

追記:
 これからは
   ガンマン ⇒ ガンパーソン
と表記しなくていけない?


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