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20170412:“名探偵・浅見光彦” さん最終話完結編は公募らしい [ミステリ三昧]

 内田康夫氏の生み出した “浅見光彦もの” は、小説・TV ドラマ共に大変人気がある様ですが、作者病気の為に最終話 「孤道」 (毎日新聞夕刊紙連載:2015年8月12日付け204回迄で、以後中断)の完結編が公募される事になった様です(日経新聞:2015年3月21日)。

 別の作者が完結編を引き継ぐ・・・似た様な事があったなぁ・・・と記憶を辿っていましたが、やっと想いだしました。

 「不連続殺人事件」 でめったやたらの殺人を扱った坂口安吾氏の "探偵もの"(←当時の用語)次作 「復員殺人事件」 が掲載誌廃刊の為に未完のままで亡くなり、その後に、”超々・天才” 神津恭介(← 何せ "神津の定理"を発見し、"神津の前に神津無し・神津の後に神津無し" と謳われたそうな)を生み出した高木彬光氏が完結編を書き下した例がありました。

 タイトルは、「樹のごときもの歩く」 で、自分としては、シームレスの様な受け取りをしていましたが、読み方が浅かったかのかも知れません。
 当時は、辛口の評判が多かった様です。

 J.ボンドものの様に、別の作家が同じ主人公で新たなシリーズを生み出した例がありますが、ミステリ作品では解決に至る迄の布石の置き方等に作家独特の流儀があるでしょうから、完結編はとても書き難いと想われます。
 高木彬光氏も大変苦労されたとか。
 今回の試みはどうなるでしょうか。

追記:
 ネットで調べたところ、海外ミステリでも未完作品の完結編を別の作者が引き継いだ例がいくつかある様ですが、自分は未読なので前後の比較が出来ず、ここでは引用しませんでした。

 療養中の内田康夫氏のご回復を祈るばかりです。


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