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20170403:ワイン ③ "日本ワイン" [ワイン考]

 大分前の話になりますが、国内大手ワインメーカーが、"国産葡萄" から醸造する "日本ワイン" に注力するそうです(サントリ*及びサッポ*社:2017年2月22日付けプレスリリース)。

 国内でのワイン消費量が増えている、また海外での日本ワインの評価が高い事から成長事業と見込んだ模様です( "日本ワイン" の定義は知らないのですが、ここでは、取りあえず記事通りに使っています)。

 でも、30年程前、既に特段に上品質な "国産赤ワイン" が少量生産ながらもあった事をご存じでしょうか。

 自分がワインにはまり始めた頃、ソムリエとして著名な田崎真也さんのワイン・セミナーに出席し、イロハを詰め込んでいた頃の経験です。

 試飲の段階で、上品な渋みどっしり・フルボディの赤ワインが出て、その出自を言い当てるテストがありました。
 自分も含めて誰でもが "ボルドー" としたのですが、正解は ”山梨”、何と純粋な国産赤ワインだったのです。

 その時の田崎さんの教え:
   "産地・葡萄の種類・醸造年代・価格・ラベル等に惑わされずに、自分の舌に正直に "美味しいモノは美味しい" と感ずれば、それで(それだけで)良いのです。その感性が大切です。"

は、未だに良く覚えています。
 正しく、"目から鱗" でした。

 そこで思い起こすのは・・・
 正月元旦恒例のTV 番組 ”芸能人格付けチェック"(TV朝日系)では、100万円程のビンテージ品と5千円程の赤ワインの目隠し試飲があり、多くが間違える、と言うか、お芝居で無ければ区別がつかない・・・

 5千円もする赤ワインは、自分で言えば特別な時にしか戴かない、一方、芸能人で言えば飲み慣れたクラス(以下)でしょうが、100万円ワインと直ちに解る程の差は無いと言う事です。

 値段に惑わされずに、ビンテージでなくとも美味しいと感じればそれで良いのだし、ビンテージ品だから美味しい "筈" と無理して思い込む必要は無いのです。

 最近はお手頃値段のワインが赤も白も大変美味しいものがあり、ワイン好きには喜ばしい限り。
 この意味では良い時代です。

 田崎さんの教えは、自分の日本酒、と言うよりは "SAKE" を味わう際にも、未だに活きています。
 良い事を教えて戴きました。
 今も感謝しています。

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