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20180324:やっぱり ”松本清張の世界” は続いている(続々・官僚論) [ただの私見]

 と言うのも、森友問題に関係したとされる高級官僚の辞任とか、直接の担当部署に所属されていた地方局役人の自殺・・・新聞・TVで大々的に報道され、まるで絵に描いた "松本清張の世界" みたいだからです(と言ってもお若い世代の方々には不案内かも・・・)。

 自分が横から眺めた官僚の世界については大分前にブログした事があります:
  20170625:経験論的官僚論

 自分限りの見方であれば良いのですが、役人も係長を経て課長補佐なりたて頃迄は本当に "この国を良くしたい" との理想・信念・使命を持った方々が多いのは事実であっても、それを過ぎる頃から見つめるのは "日本では無く、自己のポスト" ・・・これが実態に近いと捉えています(勿論例外はあり得るでしょうが・・・)。

 その結果、今回の財務省及びその地方局にあっては、税金等取り立ての責任者でありながら "忖度行政" の挙げ句の果て、国の資産、つまりは私ら国民の資産を叩き売りして国民を裏切ったりしても上の役人は逃げを打つし、詰め腹は直接の担当者と言うのが官僚・役人の世界だ・・・とすればあまりに悲しい存在だ。

 高級官僚の "辞任" なんぞ、責任の "せ" の字にもならない。
 本当に辞任を持って責任を取らせるのなら、
  "平成30(2018)年3月10日:佐川某の日(辞任による責任逃れの日)"

として未来永劫、歴史に残せば良い・・・とすら想ってしまう。
 だがまてよ・・・これからそうする事になれば、つい先だっての文部科学省高級官僚の様な反骨を持つ役人は希有の存在だろうから "一年中記念日だらけ" になってしまうかぁ?

 正に松本清張氏が初期の作品群で描いた世界で、今も生存されていたら 「それ見た事かっ!」 と喝破し、もっと沢山の "傑作" をものにしたかも・・・

ついでに:
 最近、BS朝日が退職間際の老刑事を演ずるビートたけしさんを主役とした "点と線" を再放送していた。
 この作品は、現在の経済産業省を彷彿させる中央の省の官民癒着汚職事件を揉み消す為に、民間側当事者が事務担当役人の偽装心中を図り、これを発端とした同氏を代表する著作の一つとされています。
 犠牲になるのは何時も下っ端役人・・・との想いを込めた、所謂 "社会派推理もの" の代表作ともされ、発売当時の大ベストセラー本でした。

 発表当時(雑誌 "旅" に連載:1957~58年)、東京駅での13番線ホーム(横須賀線発車ホーム)から14番線ホーム越しに15番線ホーム(寝台特急列車あさかぜ(だったかと想いますが)発車ホーム)を見通せる僅か "4分間" を使ったトリックが話題になったものでした(現在は、横須賀線は地下ホームだし、寝台特急列車も皆無)。
 モリカケ問題が盛んに取り上げられている今の時点で、しかもスクープをモノにした朝日新聞社系放送局が "満を持して再放送" したかの様な印象を受けます。
 そこまでやるかっ!・・・て感じでした。
 そう言えば、NHKEテレでも3月は松本清張氏を取り上げた4回シリーズの番組があったりして、変な偶然が重なっている3月です。


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