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20171228:いわゆる ”違法天下り” について(含・経験談) [ただの私見]

 内閣府再就職等監視委員会が5府省庁6件の "違法天下り" を認定・指摘し、指揮した役人の処分等を公表している(各紙12月16日付け夕刊)。

 文部科学省の再就職斡旋事件発覚で騒がれた続き編だが、現役高級役人が退任する部下の再就職先を堂々と斡旋していた訳で、その処分も僅か "2~3ヶ月の減給10%程度以下" に過ぎない(給与が10%になるのではありません。90%で済むと言う事です)。
 この程度では懲りようもないだろうから、いくらマスコミが騒いでも今後繰り返される事、請け合いだ

 自分が出向した某省所管財団法人でも似たような人事を何回か見ている。
 一般に業界団体の社団法人でも似たようなもんだが、会長または理事長は一種の名誉職の位置づけで、関連するアカデミア側の著名な名誉教授が選ばれるケースが圧倒的に多い一方、専務理事は所管省の局長級OBが順繰りに送り込まれてくる(中にはノンキャリア組のお荷物も一緒に連れてくる場合もあった ← 此奴等はどうしようも無いのが多い)。

 優秀であれば問題はないのだが、年取った役人ほど世渡りだけは旨く、既にこの国をどうする・・・なんて気概は無くなっているから(*)、受ける側は "受難" 以外の何物でも無いケースが多い。
   (*):20170314:"我が経験的" 官僚論

 送り込まれた役人の最大の仕事は、出身省庁系の公募事業情報の事前収集に他ならない。
 公募条件を事前に察知しておけば十分な準備が可能となり、圧倒的に有利な立場で応募できるからだ。

 自分の出向した先の財団法人に送り込まれてきた役人は地方局長だったので、既に本庁とのつながりが希薄になり過ぎ、役だってはいなかったが・・・
 今後ともこういう構図は変わらないでしょう。

それにしても:
 "天下り" とは嫌な言い回しだ。
 明治維新以降続いている "官尊民卑" 以外の何物でも無い。
 既に世界を相手にしているまともな民間企業では、優秀な若手役人を破格の給与でスカウトしている時代だ(自分は幾つかの事例を知っている)。
 居残り役人は、民間企業からは見向きもされなかった者の溜まり場 ・・・ 近い将来はこうなるかもしれません(もしかしたら一部では既にそうなっているのかも) ・・・ (>_<)

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