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20170825:都内の大学定員規制・・・それでも若者は東京へ [ただの私見]

 国が定めた "骨太方針2017"(6月閣議決定)の中には、東京23区内大学に定員規制をかけ、これ以上増やさせないとする方針が織り込まれており、文部科学省の来年度からの施策となっているそうです。

 皆様はご存じでしたか?
 自分は、福山絵里子氏署名記事(日経紙:2017年8月21日:”東京23区の大学 忍び寄る定員規制”)で "始めて" 知りました。
 先取りする様に、早稲田大学では本年度入試での合格者数を例年より2千名程も減らしたと言う事です。

 この方針の背景には、全国知事会から
  「東京一極集中を変えるため、大学の定員を規制せよ」

との要請に基づいているそうですが、これは "理" が通らない。

その理由:
①23区内大学の定員を規制しても、応募者が定員割れしている大学もあり、第一志望校を落ちても第2,第3志望校@都内へ流れるのは眼に見えている( "東京信仰" は根強い)

②若者が首都圏へ流入する規模は、
  10代後半≒5万人 & 20代後半≒22万人
で、進学時よりも就職時の方が圧倒的に多い・・・つまり、地方の若者の流出は就職の為で、地方に若者を惹き付けるような就職先が無い

③若者の人生は地域のためにあるのでは無く、本人の目標・自己実現に向かう事こそ大切であり、地元に残ろうと決心する様な大学・就職先を創出する事こそ "知事のお仕事"

 福山さんと言う方がどの様なお人なのか、自分は全く知りませんが、同感した記事に面したのは久方ぶりです。

 但し、念の為ですが、自分は地方を疎んじる立場ではありません。
 首都圏直下型とか南関東大地震が確実に到来すると言うのに、何で東京に来るのかな・・・何て無責任に想う自分ですが、一方で、自分の親も九州・山陰からの上京組だし、家内は福島県から(些か複雑です)。

 自分の周囲には上京組のご子息やそのお子さんが多いのが事実だし、親父殿・お袋様の地元、また家内の実家にはさしたる就職先は無く、昔からの商家は今では多くが立ち消えになっているのが厳しい現実です(いわゆる観光資源も無い)。

 東京一極集中というのは、"歴史的" かつ "国民性" が背景にあるのでしょうが、大学と言うよりも、"魅力的な就職先" の創出こそ解決に向けたキーだと考えます。

この魅力的な就職先について、以下は "飲み友" の受け売り:
 東京を初めとする首都圏以外では法人税をウンと安く・・・と言うよりも "マイナス" にする(=東京からの距離に比例した、お薦めは "指数関数" 的な助成金を支給)、東京本社のそれを今の10倍以上とする・・・等の政策を展開する(国が本当に東京一極集中を変えようとするなら国が資金を供給する)。

 AI の進化により働く方々の業務形態は変わらざるを得ない事から、例えば ICT(情報通信技術)ラボ等の設置を誘致し(*)、その技術に長けた若者であれば給与を通常の10倍以上に引き上げる等、施策はいくらでもある。

 (*) 東横線沿線の日吉/綱島間、通称 "綱島街道" 沿いに米国超大手ICT企業の
   技術センターが誘致されている事例があります
   (たまたまあった松下通信の工場跡地)。
   これなぞ横浜で無くとも良い筈
   (自分は横浜市民ではありますが、本当にそう想います)。

 今や、どういう才が求められるのか、その才ある人をどうやって見つけ、確保し、活躍させる場を与えるのか、ホリエモンさん言うところの "他動力" に長けた経営者が勝者となる時代です。
 国内や米国だけに目を向ける事では無く、中国、インド、イスラエルには "ずば抜けた" ICT 技術者がわんさかいる時代で、カリスマ的存在を超高額給与で招聘し、こう言う方の下で腕を磨きたい若手を惹き付ける事です。
 彼ら彼女らは "東京信仰" なぞは持たない。

・・・と言うのは、行きつけ居酒屋さんでいつもお隣に座って戴ける若手 ICT 技術屋さんが、IOT 関連でドイツに出張され、彼の地の取り組みに触発された "心からの叫び" です。

ところで意味も無く "視点" を変えて:
 本場(?)の大阪からも "お笑い芸人" と呼ばれる方々がたくさん在京キー局詣でしています(TVはあまり観なくなったので勝手な推測です)。
 お笑いの場ですら東京?
 もっとも、そうして人気の出た芸人さんは "魂を売った" と揶揄されるそうですが・・・

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